2021.01.25
経営学部2年生が「MY FUTURE CAMPUS 課題解決プロジェクト」にて入選!
株式会社マイナビが主催する、企業課題をテーマにした企画アイデアコンテスト「MY FUTURE CAMPUS 課題解決プロジェクト」に経営学部2年生の小宮 凌さんが参画し、入選いたしました。
小宮さんがチャレンジしたのは、グーグル合同会社より出された、「AIを活用し、あなたが関心のある社会課題の解決策を提案してください。」という課題。
これに対し、インターネット上の書き込みをAIが分析し、ネガティブな書き込みを自動的に非表示にする“自動文章フィルタリングシステム”を提案しました。
現代社会において身近な存在であるインターネットやSNSが、「自由な世界であってほしいと思う反面、傷つく人を出さないための秩序をどうにか両立できないか」という思いからこの企画が生まれたそう。

今回の小宮さんの企画は、SNSでの誹謗中傷について現状をしっかりと分析し、かつ、どのような社会を作っていくべきかの理想まで含めてサービスを設計している点が評価され、入選に至りました。

Student's Voice

経営学部 マーケティング学科 2年
小宮 凌
このコンテストは、1人でも参加可能であることが参加を決めた大きな理由の1つです。1年生の時からいくつかのプロジェクトや企画作りをしてきましたが、不慣れなためチームで動くことが難しく、「企画が形にならない」「未完成のまま発表する」ことが多くありました。これが私にとって非常に悔しく、心残りになっていたため「プロジェクトを企画として最後まで形にしたい」と考えるようになりました。このことからあえて1人できる課題解決プロジェクトに参加しました。

しかし、1人で参加することでアイディアに対する議論ができず、自分の中でずっと考え続けることが辛かったです。また、自分の考えがしっかりと伝わるように企画書を作るのが難しく、時間もかかりました。どのタイミングでどうやって表現すればよいのか分からなかったですし、また自分自身の考えは少し偏ったものと思っていたので、相手に分かりやすく伝える方法もかなり迷いました。「1人の限界」を強く感じていましたね。そんな中、ゼミの先生からいただいたアドバイスにとても助けられました。企画や企画書に対する客観的な視点が足りなかった自分に対して、「完成度が高いということは、出てきそうな反論に対してきちんと反論ができること」と教えていただき、自信と更なる課題をいただきました。読み手に生じた疑問を解消できない企画書では相手を納得させることができず、実際の会社であればそのプロジェクトは実現しません。チームで行えば自然と複数の視点で物事を見るため議論になり、完成度を高めることに繋がります。この気づきをきっかけに、客観的な視点を持って企画書を作成することができたと感じています。