産業能率大学スペシャルゲーム2020開催報告

2020.08.07
産業能率大学スペシャルゲーム2020(横浜DeNAベイスターズ)開催報告

8月7日金曜日、プロ野球イースタン・リーグ公式戦「横浜DeNAベイスターズ対読売ジャイアンツ戦」は、産業能率大学スペシャルゲーム2020として開催されました。このスペシャルゲームは、横浜DeNAベイスターズと連携する情報マネジメント学部のコース横断プロジェクト『スポーツ・プロモーション』を履修する39名の2年生が企画と運営を担当し、当日の公式戦をお客様と一緒に盛り上げるイベントです。今年は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、開催が危ぶまれましたが、デジタルツールを活用し、これまでにない特別なスペシャルゲームを成功裏に実施することができました。

新年度と同時に緊急事態宣言を受け、すべての授業がオンライン上で行われることになりました。しかも与えられたミッションは「誰もが安心・安全に楽しめる観戦イベント」という異例のものでした。履修者たちは、その前例のない課題に対し、コロナ禍で落ち込む世の中を少しでも明るくするものにしたいと、コンセプトを「光」とし、「ぴかぴかYOKOSUKA大作戦」と題した企画を立案し、実行に移しました。イベント当日は晴天に恵まれ、会場となった横須賀スタジアムには、指定席券完売となる621名の方にお越しいただきました。安全を第一に考慮したイベント運営の結果、熱中症を含む体調不良者を1人も出すことなく、無事イベントの幕を閉じることができました。

ソーシャル・ディスタンスを確保した上で、魅力的なコンテンツを発案することは容易ではありませんでした。しかし、デジタルサイネージの活用や、QRコードを使用した飲み物の予約注文などで、お客様に密集を避けて楽しんでいただける運営を行いました。また、試合中には、球場後方にある大型ビジョンをフル活用し、球場を一つにして横浜DeNAベイスターズを応援しました。試合後は、外野席から感謝のお見送りを行い、心を込めて手作りしたランタンとアーチで道を照らし、来場されたお客様に希望を届けました。

先行事例のない状況において、メンバー一人ひとりが今できることを考え、知識と発想力を総動員し、プロスポーツの現場で協働してマネジメントを実践した今回のスペシャルゲーム2020は、学生たちにとって、生きた「現代マネジメント」を学ぶ貴重な機会になりました。ご指導いただいた球団の皆様をはじめ、当日ご来場いただいた皆様、ご協力・ご支援いただいた多くの方々にこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。
初の試み!デジタルサイネージ
コンコースは、星でぴかぴかの世界観を演出
QRコードを活用した飲み物予約販売
試合前は、スクリーンで観戦マナーのご案内
5回には球場を一つに!手拍子企画
ラッキーセブンはタオルやグッズを掲げて応援!
募った願い事をスライドショーにして放映!
外野席から手を振って、感謝のお見送り
手作りのランタンとアーチで感動のフィナーレ!