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テキスト&リポート学習

テキストを読んでみよう

通信教育での学習の基本は、『通信授業(テキストによる学習)』です。
「リポート」や「科目修得試験」に合格するためには、テキストの内容を理解する必要があります。
そこで、効果的なテキストの学習方法についてご説明します。

先輩からのアドバイス

たくさんのテキストが手元に届くと、どの科目から勉強しようか迷ってしまいますよね。
そこで、私はすべてのテキストを冒頭5~10ページ読み、分かりやすそうなテキストから勉強にとりかかりました。
まずは、興味がわいたり、分かりやすそうだな、と思うものから学習を開始するのも方法の一つだと思います。

POINT1:「シラバス1」で学習のポイントを確認する

テキスト学習を始める前に、「シラバス1」で、テキスト学習のポイント、参考文献、事前事後の学習科目、科目修得試験ガイドなどを確認します。
「シラバス1」を読んでおくと、テキスト全体の学習内容が理解でき、スムーズにテキスト学習に入ることができます。

POINT2:全体の流れをつかんで「読む」

テキストの本文を読む前に、「はじめに」や「目次」、また各章の扉(各章で学ぶ内容やポイントが書かれています)を読んで、テキスト全体の流れをつかみましょう。
次に、本文を読み進みます。

POINT3:覚えるために「書く」

テキストを読み進める際は、重要な語句(「キーワード」「本文中で強調されている部分」「索引の語句」)にはアンダーラインを引いたり、サブノートを作ってその意味をまとめる等の書く作業を加えてみましょう。
自分で書いてみることで、より理解が進みますし、後で繰り返し学習する時にも役立ちます。

POINT4:わからないところを「問う」

テキストの中にはわからない部分があるかもしれません。
しかし心配する必要はありません。わからないところを認識できるのは立派な学習の成果です。
「どこがわからないのかがわからない」という状態さえ抜け出せれば大丈夫です。
そして、次の方法を参考に「わからないところ」を解決していきましょう。

・インターネットや図書館で調べる。
・「学習のしおり」の巻末にある「質問票」を使って教員に質問する。
・スクーリングに出席した際、直接教員に質問する。
・学生会の先輩にたずねる。 テキストの巻末にある「参考文献」を読む。
・「シラバス1」にある(各科目の)推薦図書を読む。

リポートを提出しよう

リポートの作成に取り組むことで、テキストの内容をどれだけ理解できたかを確かめることができます。
リポート問題は、基本的にテキストの記述内容から出題されていますので、テキストをしっかり学習していれば心配はいりません。
以下のアドバイスを参照して、どんどんリポートを提出しましょう。

リポートの形式と特徴

・リポートの形式には、「記述式」「Web式」の2種類があります。
・「記述式」は、リポート問題の冊子が、1単位,2単位の科目には1通、4単位の科目には2通、テキストに挟み込まれています。(※)
・「Web式」は、リポート問題の冊子はありません。iNetCampusで問題を確認し解答を提出する方式です。
・「記述式」は、iNetCampusからの提出はできません(郵送のみ)。(※)

(※)2026年度より記述式リポートもiNetCampusで問題を確認し提出する方式に変更する予定です。

リポート添削について

・提出していただいたリポートを添削し、返送するまでの日数は「記述式」約3週間、「Web式」約1週間です。
・添削結果は60点以上が合格で、合格すると科目修得試験を受験する資格を得ることができます。59点以下の場合は、残念ながら再提出です。
・リポートは、添削指導の結果がお手元に届いてからが本当の学習の始まりと言えます。間違えた箇所は、テキストに戻ってもう一度学習するようにしましょう。

もし不合格だったら…

59点以下で不合格になってもがっかりしないでください。
不合格の場合は、同じ設問に解答して再提出することになりますので、添削指導結果の講評、アドバイスなどを精読し、間違ったところをテキストで復習すれば、合格する可能性が高まります。