campus_guidebook_2024

産業能率大学の学びの特徴や学部学科、就職支援などを紹介している入学案内です。入学者選抜情報、キャンパスライフほか、入学案内でしか見ることができないSANNOの情報が満載です。


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授業のプロセス067SANNOUniversity2024小学生を対象にしたビーチバレーボール大会「SANNOCUP」を日刊スポーツ新聞社の協力を得て、学生が主催します。大会の模様について学生が記事を書き、日刊スポーツに掲載されるという点もとてもユニークです。イベント運営のノウハウはもとより、大会のルールや運営マニュアル作り、新聞記事の書き方や報道写真の撮影方法、スポンサーとの交渉など、スポーツイベント開催に関連するさまざまなノウハウが学べます。ゼロから学生がつくり上げるという点には驚きましたが、苦労したぶん格別な達成感を味わうことができる授業です。Q1どのような授業?A1高校までのイベントは、先生方に指示を仰ぎながらイベントの運営を円滑に進めることが求められます。しかし、この授業では、大会運営に至るまでの全てのプロセスを学生が考え、実践します。何をどのようにするべきか?そのことを考えるうえで役立ったのは、「経営学の基礎」の授業で学んだステークホルダーという考え方です。大会にはプレーヤーとして参加する小学生はもとより、協賛企業、後援組織、大学、学生など多くの人々(ステークホルダー)が関わります。この全ての人々が満足できるようにシナリオを設計する。ステークホルダー・エンゲージメントという考え方を学ぶことができました。Q2この授業で身についた力は?A2実は小学校6年生の時、下級生の引率者としてSANNOCUPに参加しました。小学生を相手にテキパキと動き、優しく対応してくれた大学生の姿を見て、自分も将来はこんな大学生になりたいと感じていました。進学先に選んだのもその時の印象が残っていたからです。イベント企画として学んだのは、土台となる企画をしっかり練ることが最も重要だということです。徹底的に議論することで、バラバラだったチームがだんだんとまとまってきます。目標を固めておくことで、何か問題が出てきても立ち返って考えることができます。こうしたプロセスを経て、全員で一丸となって来場者が満足できるイベントをつくり上げ、達成感を味わえる、なんといってもこれが魅力です。Q3この授業の魅力は?A3小学生の時に「SANNOCUP」に参加憧れた大学生の姿に近づくことが目標です。2年今井あずさ神奈川県立茅ケ崎高等学校出身授業Q&A学生に聞いてみた!●プロフェッショナルによるイベント企画のノウハウや大会運営のマネジメントについて学ぶプロデユースの知識習得●日刊スポーツ新聞社の記者やカメラマンの方から、取材・文章の書き方、カメラの基礎知識を学ぶ取材・撮影のスキル習得日刊スポーツへの記事掲載SANNOCUP運営●活動計画を立案●大会運営のマニュアル作成●企業へのスポンサードの提案●パンフレット作成●記事の掲載企画立案、レイアウト作成大会の様子を日刊スポーツに掲載記事の執筆、写真撮影は全て学生スタッフが担当SANNOCUPの企画


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