campus_guidebook_2024

産業能率大学の学びの特徴や学部学科、就職支援などを紹介している入学案内です。入学者選抜情報、キャンパスライフほか、入学案内でしか見ることができないSANNOの情報が満載です。


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取材場所の事前確認(ロケハン)について理解するページ構成を考える取材の方法を学ぶレイアウトについて学ぶ記事作りの実践(パソコンでレイアウトを組む、記事の執筆)雑誌の具体的なイメージを考える情報整理の方法を学ぶチームで編集作業を行うオリジナル雑誌の完成授業Q&A学生に聞いてみた!授業のプロセス027SANNOUniversity2024読者ターゲットの設定、コンセプトメイキング、ライティングやデザインなど、雑誌をコンセプトから組み立てカタチにしていく科目です。情報収集(ロケハン)、掲載する店舗などへの交渉、取材や撮影など、全て学生のみで行います。雑誌「BRUTUS」「クロワッサン」「Hanako」などの編集に携わってきた先生から、直接指導していただけることも大きな特徴です。エディター(編集者)として必要な雑誌編集のノウハウを身につけ、出版業界のビジネス構造についても理解を深められます。Q1どのような授業?A1わたしはマーケティングの学びを通して、ビジネスにおけるデザイン思考※の重要性に気づきました。その思考法をものづくりで実践し、成果の見える化に取り組める授業だと考えたことが履修の動機でした。だからこそ制作のプロセスで常に意識したのは、自分が作りたい雑誌ではなく、読者に求められる雑誌を作ることでした。そのための重要な視点や手法を習得できたことが最大の収穫です。またコンセプトメイキングの大切さにも気づかされ、集中して取り組みました。メンバー全員が雑誌が好きということは共通していても、ジャンルやこだわりのポイントは違っていたからです。誰に向けてどんなものを作るかをしっかり検討したことで、読者に伝えたいことをぶれることなく雑誌に落とし込むことができました。Q2この授業で身についた力は?A2この授業の対象は、出版・広告・マスコミ業界を目指す人に限りません。たとえばわたしのように、広い意味でデザインに関心があり、消費者の視点でプロダクトを提案できる仕事に就きたい人にとっても魅力的な授業だと思います。わたしが就職先として選んだのは、戸建て住宅などのリノベーションを手掛ける企業です。この授業を履修したことで自分の適性を知り、やりたい仕事との出会いにつながりました。Q3この授業の魅力は?A3デザイン思考※で消費者の目線に立ったものづくりを体験できます。4年瀬戸梨子東京都立飛鳥高等学校出身/リノべる株式会社内定※デザイン思考:ユーザーの視点に立ってサービスやプロダクトの本質的な課題やニーズを発見し、ビジネス上の課題を解決するための思考法瀬戸さんが2年次に作成した雑誌


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