campus_guidebook_2024

産業能率大学の学びの特徴や学部学科、就職支援などを紹介している入学案内です。入学者選抜情報、キャンパスライフほか、入学案内でしか見ることができないSANNOの情報が満載です。


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授業のプロセス025SANNOUniversity2024ライブイベントの企画から開催当日の運営まで、学生がゼロから創り上げる授業です。SANNOにはいくつものPBL(課題解決型学習)がありますが、その中でも特に人気の高い授業です。それは、身近なエンターテインメントビジネスを“現場”で体感し、アーティストをはじめとする業界のプロフェッショナルと“協働”できる貴重な機会だからです。経営学・マーケティングの授業で学んだ知識を実践に活かすチャンスであり、アーティストをいかにプロモートしていくか、実際のエンターテインメントビジネスを体験できる魅力的な授業です。Q1どのような授業?A1ライブイベントを創り上げる過程では、アーティストへの出演交渉、プロモーション施策の実施、コストやスケジュール管理などやるべきことが山積みです。プロからアドバイスはいただけますが、わたしたちには全て初めての経験であり、支えとなる資金力もありません。たとえば企画書を書くにもマニュアル通りでは相手を説得できるはずもありません。そこでチーム一丸となってこれまでの学びを総動員して取り組むことになります。こうした経験からマネジメントの重要性、交渉のポイントなどはもとより、あきらめずに熱意を持って継続することの大切さを学びました。Q2この授業で身についた力は?A2履修したのは2年前になりますが、時が経つほど、この授業で学んだことの重要性を実感しています。目標をメンバー全員で共有してこそ連帯感や当事者意識が高められる」「過去の成功や失敗から学んでこそ、成果を最大化できる」。これらは企業が発展するための重要なファクターのひとつです。そのことを頭で理解することと、経験を通じて実感するのとでは、大きな差があると思います。わたし自身、教訓として身に染みて実感しました。アーティスト・プロモーションは“一コマの授業ではなく、長年継承されてきた事業である”という意識で臨むことで、得られるものは増えるはずです。Q3この授業の魅力は?A3学んだ知識やスキルの有効性を実践を通して検証できます。4年廣田岳茂東京都立文京高等学校出身/株式会社ジェイアール東日本企画内定授業Q&A学生に聞いてみた!商業イベント開催までの流れを理解するイベントのコンセプトを決めるイベント開催までの計画を立てるプロモーションの手法と効果について学ぶイベント開催に向けて役割分担を行うイベントの実行計画を作る(協賛企業の獲得、アーティストへの出演交渉、収益計算、プロモーション、会場の手配など)イベントの開催(運営)イベント収支決算と振り返りイベントのシミュレーションを実施する


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