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第2回報告「Sony India Software Centre Pvt Ltd.(SISC)へ訪問」

海外から観た日本企業を評価分析~日本商品をもっと海外へ広められる、活躍できる人材になる!

戸塚 歩美 (経営学部 マーケティング学科 4年
【派遣先】 インド バンガロール
【派遣期間】 2016年4月1日~2017年3月30日
【活動テーマ】 海外から観た日本企業を評価分析~日本商品をもっと海外へ広められる、活躍できる人材になる!~
【活動概要】 現地の語学学校に通いインドのビジネスシーンに必要な英語力を短期間(3ヵ月)で身につける。インド企業での長期インターンシップを通じてインドにおけるビジネスのノウハウを学び、インターンシップと並行して、実践活動「日本商品の販売」を行う。また、将来、有望市場とされるインドにおいて日本企業の進出が他国に比べて出遅れている現状を考察する。

第2回報告「Sony India Software Centre Pvt Ltd.(SISC)へ訪問」

第2回報告「Sony India Software Centre Pvt Ltd.(SISC)へ訪問」

 ご縁があり、私が現在滞在しているインドのBangaloreにあるSony India Software Centre Pvt Ltd.(以下、SISC)を訪問する機会がありました。今回はそこで見聞きして感じたことをお伝えしたいと思います。

 インドにはBangaloreの他にもDelhi, Chennai, Mumbai, HyderabadにSONYのグループ会社があります。SONYは1994年頃にインド事業を開始してから、事業規模を拡大していき、1997年にSISCを設立されたのだそうです。

 現在のSISCは、「新興国から先進国への技術提案」ができる強みを持った企業であると言えます。以前までは外部からの仕事を請負ってばかりだったそうですが、名だたる企業が拠点を置き事業を展開しているIT大国インドのBangaloreという環境下で、SISCは自社開発で、ソフトウエア・社内システム・社内セキュリティーなど、品質の高いITサービスを提供しています。今まで、先進国で開発した技術や製品を新興国のニーズに合わせてローカライズすることが一般的であると考えられてきましたが、これからは新興国から先進国へ技術を提供していく流れが増えてくるのではと感じました。

 例えば、交通渋滞が激しいインドで救急車がどのように病人・けが人を救おうとするか想像してみてください。新興国であるインドは、先進国のように道路や交通のインフラ整備が十分でないため、救急車が傷病者を病院まで搬送するにも先進国のように迅速にはいきません。先進国ではいち早く、傷病者を病院まで搬送することが求められますが、新興国の交通事情では、救急車の中での救命活動が最も重要であるといえます。新興国の救急車内には、救命救急のために開発された医療装置や技術が多く搭載されていると聞きます。近年では、新興国特有のニーズや環境下で生まれた製品や技術などが先進国へ逆流する動きも見られ、「新興国で役立つものは先進国でも役立つ」という話しも出てきているようです。

 Bangaloreでの生活も半年が過ぎ、現地の目線で日本を見る機会が増えました。日本の話をたくさん見聞きしているうちに、私は、日本独特の慣習や考え方にとらわれ過ぎて視野が狭くなってしまわないよう、柔軟な考えを持って行動できる人材になりたいという気持ちが強くなりました。

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