就職活動の流れ

就職活動のスタートから内定までの流れについてまず把握しましょう。下の図は1つの基本パターンで、選考方法・順序等については会社によってさまざまなケースがありますが、とりあえず一般的な流れを理解しておきましょう。また現在は採用活動にインターネットを利用する企業が一般的です。情報提供や説明会への予約をホームページに限る企業も少なくないので、スタート時点から積極的に活用しましょう。

自己分析

自己分析とは?

「厳しい就職戦線に勝つためには、早く就職活動をしなきゃ!」と気ばかりあせって、 やみくもに訪問をしたり面接を受けたらどうなるでしょうか?しっかり準備をしていなければ、あっさりと落とされるだけです。 就職活動の目的は大企業や有名企業に入ることではなく「自分を活かせる企業」を見つけることなのです。 「自分を活かせる企業」は一人ひとり違います。それは、あなた自身にしかわからないし、 自分自身で見つけ出さなくてはなりません。
そのためには、自分は何ができるのか、本当にやりたいことは何かということを考えていく必要があります。 つまりは、自分のやりたい仕事、活躍できる場はどの会社にあるのかを見つけていくことでもあります。 この自分探しが「自己分析」なのです。

自己分析は就職活動のスタートライン

「当社を志望した理由は?」「あなたの長所と短所は?」「10年後の夢は?」「学生生活で一番印象に残っていることは?」 ……これらは就職活動をしているとよく質問される内容です。 それが、エントリーシートだったり面接だったり、あらゆる場であなたは自分の言葉で“自分を語る”ことが求められます。 その場しのぎの答えでは通用しません。会社に向かって「私はこういう人間です」と自信を持って言えるかどうか、 つまりは自己分析ができているかどうかということになるのです。面接で失敗しないためにも、きちんと自己分析をして就職活動のスタートラインに立ちましょう。
でも、ひょっとしたら「自分には何も語れるようなこともないし」としり込みしている人もいるかも知れませんが心配はいりません。 自分の過去を振り返ると、これまで自分でも気がつかなかった意外な一面がきっと見えてくるはずです。

自己分析の方法

会社選びのポイント

自分はどんな仕事が向いているのか?どんな会社に行きたいのか?それが明確にならなければ、就職活動は目標が定まらず、 ただ動いているだけという状況になってしまいます。そこで、会社選びのポイントを紹介します。

業種で選ぶ

会社は、製造業、小売業、金融業などさまざまな「業種」に分類されます。 どの業界に就職すればどんな仕事ができるのか、業種を絞ることが自分の興味や適性に合う仕事や気にいった企業を見つけ出す一つの方法になります。 自分の志望する業種さえ決まれば、後は同業界の幾つかの企業の中から相対比較して、自分にふさわしい企業をリストアップできるはずです。 ただ、一つの業界にこだわりすぎるのも考えもので、就職チャンスを自ら狭めることにもなりかねないので注意しましょう。

職種で選ぶ

会社の中には、いろいろな職種があります。「職種」とは、その会社の中で行なう仕事の種類です。 営業・販売系の仕事、人事・総務・経理等のいわゆる事務の仕事、SEのような技術系の仕事があります。 従来、日本の企業では、「ジョブローテーション」により、数年ごとに異動させることによりゼネラリストとして人材を育成することが多かったのです。 この傾向はまだありますが、一方で「営業のプロ」「経理のプロ」等その道のスペシャリストとして養成する傾向も最近は見受けられます。 とはいっても、最近のSEに営業力が求められるように、企業としてはバランスのよい人材を必要としています。 最初から「これだけ」と決めつけずに、自分の可能性を幅広く検討したあと、適性や志向を考えて職種を絞っていくといいでしょう。

企業で選ぶ

「上場企業・大企業なら絶対良い」とは限りません。体質が古かったり、時流に遅れている可能性もあります。 一方、中堅企業では、若さや成長性に富み、一人一人の力が経営に即反映される、という充実感もあります。 もちろん、給料や休暇、福利厚生などの待遇も検討材料のひとつですが、要は、自分にとって魅力のある会社かどうか、ということです。 そのためには、会社案内や就職情報誌、ホームページ等での情報収集はもちろん、 会社訪問の時に、職場の雰囲気を感じとったり、社員のナマの話を聞いたりして、会社の実態を知る努力が必要です。

勤務地で選ぶ

東京・神奈川かUターンか。地方出身者や家業のある人は、必ず家族と相談しましょう。 自分では、東京で就職したいと思っていても、家の方が地元での就職を希望しているケースがあります。 夏休みなど帰省した時に、よく話し合って、どちらで就職するか早目に決めておくと、就職活動が効率よく行なえます。 Uターンのメリットは、やはり生活のしやすさです。 生活費が高くつく『都会暮らし』も楽ではありません。ただし、自分の希望に合う会社が少ないことがあるので、 地元での企業研究を充分に行なう必要があります。 特にここ数年、Uターン就職は、厳しくなってきており、求人数から言えば東京が圧倒的に多いので、 Uターン希望者は、早目に地元企業の情報を集め、積極的にアプローチする必要があります。

業種研究

中分類以下の項目については以下のサイトを確認(2016年5月20日現在)
http://www.soumu.go.jp/toukei_toukatsu/index/seido/sangyo/02toukatsu01_03000044.html

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職種研究

職種とは何か

前にも述べたように、「職種」とは企業の中で行なう仕事の種類のことです。 よく「業種」と「職種」を混同する人がいるので注意しましょう。

業種


事業内容、産業の種類

職種


仕事内容、仕事の種類

職種には、営業・販売・SE・生産管理・商品開発・人事・総務・経理…などがありますが、 最近はパソコンの普及などの理由により、 管理部門など事務系・スタッフ系職種の採用は減少しています。 反面、優秀なコンピュータ技術者が不足しており、本学の場合、コンピューターやソフトウェアの分野が幅広く学習できるカリキュラムの特性もあって、 SEやプログラマーなど情報系職種の求人が多くなっています。 それ以外では、会社の商品やサービスを紹介し購入していただくため、営業や販売職の求人の割合が高くなっているのが実態です。

代表的な職種について

本学学生とかかわりの深い職種について仕事の概要を解説します。この中で企画の仕事は会社での業務経験や知識が不可欠なので、新卒が配属されることは稀です。 なお、ここに掲げた以外にも、設計、技術開発、製造、広報などの職種や、会計士、税理士、アナウンサーなどの専門的職種も世の中に多々あることは言うまでもありません。

職種 役割 主な仕事
営業・販売 ルートセールス 固定した取引先に対して自社製品の営業活動を行なう 食品・飲料・化粧品・家電製品業界などの営業
直接営業 実際にその製品を直接使用する会社に対して営業活動を行う 鉄鋼メーカー、部品メーカーなどの営業
店頭販売 来店したお客様に対面販売を行う デパート、スーパー、コンビニ、アパレル系の販売
訪問販売 家庭や職場を訪問し商品の説明、販売を行う 生命保険、自家用車、教材の販売
SE システムエンジニア ユーザーの要求に適ったコンピュータシステムを企画・設計する ソフトウェア企画・開発
ホスピタリティ ホテルスタッフ お客様のニーズに対応し、サービスを提供する フロント、ドアマンなどとしてのお客様対応
企画 経営企画 経営的な観点から、中・長期的な
計画を立案する
経営戦略策定
商品企画 消費者ニーズに合った商品の企画開発を行う 市場調査、商品開発計画策定
介護 ホームヘルパー 高齢者や障がい者の自宅または適所施設などで、身体サービスや家事援助サービスなどを行う 身体介護、家事援助、移動介護、精神的ケア、技術的な指導、行政・医療・保健など関係機関との連絡や調整
事務 人事 人と組織に関するしくみづくりと
運用・管理を行う
人事戦略策定、採用、配置、昇格昇進、考課、賃金、福利厚生、教育研修
総務 他の管理部門に属さないあらゆる業務を担当する 文書管理、庶務、契約、株式、秘書
経理・財務 決算・資金管理・会計業務を担当し資産を運用する 予算、年次・月次決算、金銭出納、債権管理、資金調達、運用
営業事務 営業部・課や営業所で営業の人の活動を支援する 営業伝票起票、商品発注、来客応対、電話応対

企業研究

企業研究の基本

企業の数は膨大であり、手当たり次第に企業を調べることは得策ではありません。 自分の関心のある業界をいくつか絞って、その中で企業研究を進めていきます。

企業研究のポイント

(1)最初に業界の研究をする

その業界の現状や問題点、企業分布、今後の動向など、業界のアウトラインを把握するようにします。

(2)企業の概略をつかむ

「会社情報」(日経)や「会社四季報」「会社四季報未上場版」(東洋経済)で売上高、利益などの財務内容をチェックします。
企業ホームページをはじめとするインターネット上での情報収集も必要ですが、それだけで企業研究をした気になってはいけません。必ず他の情報ソースも利用して、客観的な判断ができる様にしましょう。

(3)会社の特色をつかむ

同業他社と比較して何が違うのかを、強み・弱みの両面から探ります。

(4)新聞・テレビのニュースは毎日チェックする

日経・日経産業・日経流通新聞などで、志望業界の動きや最新の採用動向を把握します。

志望業界の中から会社を絞るポイント

(1)業績・将来性・労働条件・社風などをチェック

文字情報だけでなく、ショールーム、店舗、商品も企業のポリシーを見る絶好の場所。 例えば銀行の店に10分もいれば仕事ぶり、雰囲気、サービス、客筋などが見えてきます。

(2)「人」が大切な情報源

自分の身の周りにいる企業人(先輩・父親・親戚など)からできるだけ情報を得るようにします。会社案内や情報誌には悪い情報があっても載っていないものです。

(3)最も興味のある業界を軸に関連業界を回る

住宅業界を目指す人は、不動産・建設・住宅設備機器・建材・設備工事など。銀行を目指す人は、 信金・クレジット・リース・証券・保険など。また食品業界を目指す人は医薬品・化学・食品卸・スーパー・コンビニなどが一例です。

優良企業を見分ける10ポイント

  1.  経営者が優秀か
  2. 企業の個性、独自性があるか
  3. 社内の雰囲気は明るいか
  4. 過去5年間の売上げが極端に落ちていないか
  5. 標準以上の営業利益を確保しているか
  6. 勤務条件、福利厚生、女性の処遇など人事上の整備がなされているか
  7. 社員の定着率は良いか
  8. 社員教育に力を入れているか
  9. 研究開発に力を入れているか
  10. 5年後、10年後の経営ビジョンがあるか

求人票

大学宛に送られてくる、いわば「企業の身上書」。初任給や待遇はもちろん、求人状況や会社概要を知る最も手軽な方法です。キャリアセンターのファイルを充分に活用してください。

POINT

  • ・まずは求人検索システム「San-Qネット」でファイル番号を調べましょう。
  • ・売上高や代表者の名前は、「面接で質問されて答えられなかった」では困ります。要注意!
  • ・待遇も会社選びのポイントのひとつ。基本給の他にも各種手当てや時間外給なども確認しましょう。
  • ・自由応募であっても、キャリアセンターに問い合わせれば、会社概要などの情報が得られます。

求人検索システム「San-Qネット」

San-Qネットとは

大学宛に届けられる求人情報をデータベース化し、学生の皆さんが検索できるシステムを「San-Qネット」といいます。 ここには身近な企業がたくさんあり、就職情報サイトにはない魅力が満載です。
インターネットだけに頼らず、大学に届く求人票をぜひ活用してください。

利用方法

求人検索システム「San-Qネット」を利用する際はユーザ登録が必要です。 キャリアセンターが主催するガイダンスに参加してください。

求人検索システム「San-Qネット」は、インターネット環境であればどこからでも利用できます。利用方法はとても簡単です。 企業名はもちろん、業種・職種・勤務地などの条件を入力するだけで、大学に届いている求人票を検索できます。

また、自分の希望する条件の求人情報(多数の場合は件数のみ)を携帯電話のメールで受け取ることもできます。

検索が終了したら、積極的に企業にアタックしてください。

>>San-Qネット

求人検索システム「San-Qネット」にできること

(1)企業検索

企業名・事業内容・勤務地・業種・職種など、さまざまな条件から求人情報を検索できます。

(2)企業情報の閲覧

求人情報、セミナー情報、OB情報、おすすめ情報などが閲覧できます。

(3)就職活動状況管理

訪問企業情報や選考状況など、内定までのスケジュールが管理できます。

(4)個人条件登録

求人条件を設定しておくと、条件にあう求人情報(件数)が携帯電話のメールに送信されます。

インターネット(就職関連リンク集)

インターネットは就職活動の必需品

企業はタイムリーな情報提供やコスト削減のため、インターネットを活用しています。 学生のみなさんも常に最新の情報が提供されている企業のホームページを利用して、企業情報を入手してください。

就職関連リンク集

キャリアセンターでは、みなさんのインターネット利用に役立つ「就職関連リンク集」を提供しています。
キャリアセンターのトップページ右列に、カテゴリー別にリンク先が紹介してあります。

就職関連リンク集カテゴリー一覧

就職情報サイト(総合)

就職情報誌など登録制の求人情報サイトにリンクしています。

>>就職情報サイト(総合)

就職情報サイト(業界別)

業界別の就職情報サイトにリンクしています。

>>就職情報サイト(業界別)

就職情報サイト(対象別)

対象者別(留学生,身障者など)と公務員情報サイトにリンクしています。

>>就職情報サイト(対象別)

活動準備

就職活動の準備に役立つサイトにリンクしています。

>>活動準備

業界団体

アパレル、情報サービス、不動産・・・といった業界をとりまとめる団体が主催するサイトにリンクしています。

>>業界団体

社会・経済情報

経済団体や官公庁にリンクしています。

>>社会・経済情報

企業情報調査

企業の信用情報を提供しているサイトにリンクしています。

>>企業情報調査

Uターン情報

地方自治体情報を中心にUターン情報サイトにリンクしています。

>>Uターン情報

お役立ち情報

路線情報や天気・書籍の検索など、就職活動に役立つサイトにリンクしています。

>>お役立ち情報

検索エンジン

Yahoo、goo、infoseekなど代表的な検索エンジンにリンクしています。

>>検索エンジン

新聞・四季報・就職情報雑誌

キャリアセンターにある資料はS、図書館にある資料はTをつけてあります。

日本経済新聞(S、T)・日経産業新聞(T)・日経流通新聞(T)

経済や景気の動きから個々の産業や企業ニュースまで、経済常識が身につけられ、就職活動に直接役立つことが多く載っています。 授業の合間にキャリアセンターや図書館で目を通すことから始めてみましょう。
「日経産業」は業種別とテーマ別の二構成からなり、1面に「企業インデックス」があるので、企業名から記事を探すことができます。 また、「日経流通」は、流通・アパレル・外食・商社・卸売・物流など生活に関わる業界情報が詳しく載っています。 新商品・売れ筋商品の紹介や社長のコメントも多く、志望動機の参考になること間違いなしです。
新聞を読みこなすポイントとは次のとおりです。

  •  まず1面をチェック:面接で「今日の主なニュースは?」と聞かれるかも。
  • 見出しを確認:見出しを読むだけでも、3ヶ月で経済の動きがわかってきます。

「会社四季報」(S、T)・「会社四季報・学生就職版」(S、T)

東洋経済新報社発行が発行する企業の経営状態と株価の推移をまとめた季刊誌です。 データ分析は読み慣れないと難しいので、まずはやさしく読める「学生就職版」から見てみましょう。詳しくは、こちらをご覧ください。

>>就職四季報WEB

「新聞ダイジェスト」(S、T)

1ヶ月分の重要記事を分野ごとに整理した月刊誌。また、就職模擬試験や時事用語解説も掲載されています。公務員を目指す人にもおすすめします。

産能大生のための会社情報

産能大生のためのオリジナル情報

産業能率大学では、3月(2017年度)にキャリアセンター主催による合同企業説明会を開催します。 当日は、前年に内定実績のあった企業をはじめ、産業能率大学について理解をいただいている企業に参加していただいています。 そして、参加していただいた企業の情報を冊子にまとめたのが「産能大生のための会社情報」です。 採用データをはじめ、選考の流れから在籍社員の声、産能大生へのメッセージなど、掲載内容はオリジナリティー豊かなものになっています。より深く企業を理解できるツールとして活用してください。

掲載内容

(1)対象企業

学内合同企業説明会参加企業

(2)オリジナル情報

A 先輩社員からのメッセージ

現在携わっている仕事のことから採用試験のアドバイスまで、そこで頑張っている社員のホンネが凝縮されています。 産能大のOB・OGも多数登場しますので、受験するしないはともかく、一見の価値ありです。

B 企業からのメッセージ

事業展望・経営方針・教育制度・求める人材・技術力・国際性のテーマの中から任意に選択したテーマについて、企業からのメッセージを掲載しています。

C 採用担当者からのメッセージ

これから就職を考える学生の皆さんに期待すること、仕事の実際、企業PR等、採用担当者からの熱意溢れるメッセージです。

就職活動ノート

就職活動のポイントは情報収集にあるといわれますが、その情報量は驚くほど多く、収集した情報をいかに整理できるかが問題となります。 言い換えれば、ありあまる情報をいかに取捨選択できるかということです。
会社情報や訪問スケジュールはもちろん、自己PRの要点や新聞の切り抜きなどのファイリングにより、自分だけのオリジナルノートを作成しましょう。

会社ごとに整理する

1社2ページというように、自由に追加できるルーズリーフが便利です。

資料を貼りつける

「四季報」や新聞、雑誌の記事など、その会社のデータはどんどん収集しましょう。

スケジュール表

日時はもちろん、場所や担当者名も忘れずに。全体のスケジュール表も必要です。 くれぐれも「ダブル・ブッキング」をしないように注意しましょう。

「何か質問は?」

「特にありません。」では困ります。質問は会社への関心度のバロメーターと捉え積極的に問いかけましょう。

訪問した感想や、聞かれたことを書きとめておく

特色から感じたキーワードや、印象に残ったことなどから、自分なりの企業採点リストを作れば、志望動機を考える時に役立つと同時に、 最終的な絞り込みのための重要な判断材料になります。

工夫いろいろ

まず最初に、自分のことを書いておきます。自己PR文は必ず役立ちます。 走り書きは禁物。あとで読み返す時わからなくなってしまいます。 ポケットがあると、会社のパンフレットなどをファイルするとき便利です。

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