筆記が通っても面接試験で落とされてしまう

面接は採用選考の中でもっとも重要なものです。筆記試験がなくても面接のない会社はありません。近年は面接回数も増えて何度も志望の意思を確認したり、やる気、職務適性をよく見極め、本当に必要な人材を確実に採る傾向が強くなっています。
したがってぶっつけ本番で何とかなるだろう、というような気持ちではことごとく不合格になります。性格的に面接の場面で緊張しすぎて何も答えられなくなる学生もいますが、ほとんどは会社研究不足や志望動機、自己PRについての準備不足から、採用担当者に強くアピールできる部分が少なくて、落とされているのが現実です。

面接のポイント

面接では、いかに面接官と会話のキャッチボールができるか(話がつながりコミュニ ケーションがとれるか)がポイントである。発言することを丸暗記して融通が利かなかったり、マニュアルどおり答えるのではなく、自然体で臨み、質問に対して自信を持ってハキハキと話しができれば、おのずと良い結果につながります。

1.企業研究を十分に行ない、基本データを頭に入れておく

業務内容、製品名、最近の活動、資本金・従業員数などの基本的な企業情報はしっかりおさえておく。

2.第一印象を大事に

マナー、身だしなみ、声の調子、視線、態度、言葉遣い、身振り手振りは、話す内容を上手く相手に伝えるうえで、非常に大きな影響を与えます。ドアを開けて、椅子に腰掛けるまでに、「話してみたい」と面接官が感じてくれるような雰囲気をかもし出すことができたら、良好なコミュニケーションは約束されます。

3.志望動機と自己PRは具体的に語る

質問の方法はいろいろありますが、この2つの内容は必ず聞かれる項目です。十分な準備のもとに、具体的に熱意を持って話すようにする。

4.質問の意図をよく把握し簡潔明瞭に話す

質問を最後まで良く聞きとり、自分の考えをまとめたら、簡潔に伝えてください。結論から切り出し、そのあとで具体的な補足説明を行なうようにするのも方法の一つです。また、1分間で一つのメッセージを伝える練習も役立つと思います。

集団面接ではどのようなことがポイントとなるか

集団面接は複数の受験者が同時に、一人または複数の面接官と行なう面接方式で、多数の受験者を短時間で面接できるため、大企業や人気企業など応募者の多い企業で、会社説明会の後や第一次面接に多く取り入れられています。個人面接ではなかなかつかむことのできない特徴、特性を見ることがポイントです。学生は集団の中で相互に比較されるため、自分の個性が確実に印象に残るよう、積極的な態度で臨んでください。
多くの学生が戸惑う場面として、直前に答えた学生と自分も同じ考えであるケースがありますが、「今の方と同じです」と答えるのではなく、仮に同じ意見だとしても、自分の言葉で語る、言い換えてみる、前の人の話をつなげて別の視点から話すという努力が求められます。また、自己紹介やあいさつなどでは、他の人とは違う印象に残る言い方をして みるなどの機転、工夫をしましょう。(もちろん自分の個性が伝わることが肝心です。無理は禁物)

グループディスカッションはどのように行われるのか

受験者を6~10名程度のグループに編成し、会社がひとつの課題(テーマ)を与えて、自由にディスカッションさせ、その様子を面接官が傍らで観察し評価するものです。学生同士が自由に討論する中から、各学生の基本的なものの考え方や理解力、問題形成力・問題解決能力、協調性、積極性、リーダーシップ、説得力、表現力などを比較して評価します。討論する際に、学生の中から司会者(進行役)を1名選出して進めるケースが多く、討論時間は40分から60分程度が主流です。

テーマ例

会社や仕事に対する意識を問う

当社の抱える課題について 5年後の当社はどうなっているか

就職活動に対する意識を問う

就職活動でいちばん大切なことは何か

社会問題に対する意識を問う

高齢化社会の問題点について少年犯罪増加の原因について

自社の製品・商品に対する意識を問う

我が社のフリースの改善点は何か。どのようなデザインが消費者にアピールするか

グループディスカッションについては、相手(他の学生)の意見を否定することなく、どれだけ自分の意見を主張し共感をもってもらえるかがポイントになります。他の学生が発言している時はよく耳を傾け、理解したうえで、論理的で問題解決につながる提案をタイムリーにできれば理想でしょう。
また、時間内にグループの結論を出すということも重要な要素となります。議論に熱中しすぎて結論までたどり着かなかったということのないよう、しっかりと時間管理を行なうことも必要です。
グループのメンバーと力を合わせて課題に取り組んでください。

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