このエントリーをはてなブックマークに追加

地域再生と魅力づくりのための市民によるまちづくり活動

第2回 地域再生と魅力づくりのための市民によるまちづくり活動

2017年5月29日

NPO法人湘南スタイル 理事長  藁品 孝久氏

講師情報

NPO法人湘南スタイル 理事長  藁品 孝久氏

地域再生と魅力づくりのための市民によるまちづくり活動

 NPO法人湘南スタイル 理事長 藁品孝久氏をお迎えし、「地域再生と魅力づくりのための市民によるまちづくり活動」というタイトルでご講演頂きました。
 「NPO法人湘南スタイル」は、湘南にある「ひと」「もの」「こと」を活用した、コミュニティビジネスを展開しています。地元企業とのCSR活動(企業による社会貢献)、近隣の大学等との連携活動、住民や支援者の参加を通じた活動を行っています。「買う」「見る」「知る」「創る」「携わる」を軸に、さまざまなプロジェクト別の活動を行っているのが特徴です。どの活動も基本となるコンセプトは、「自分よりも他人に喜んでもらうことを優先する『コミュニティ経済社会』の実現」であり、「落書き防止」「農業支援」「PR事業」等の地域社会に根差した活動を進めています。 

プロジェクトリーダーの市川信治氏

 プロジェクトの一つに「湘南『みかんの木パートナーシップ』プログラム」があります。そのプロジェクトリーダーの市川信治氏からも、プロジェクトについてご講演頂きました。みかんは神奈川県で最も多く生産されている果物です。しかし、後継者の減少により、みかんの木の手入れや収穫の対応ができなくなり、みかん農家は危機的な状態になっています。そこで、市川氏は県と協力し、大磯・二宮地区のみかん農家のサポートと収穫したみかんの加工・製造販売を組み合わせたプログラムを提案しました。その後、プロジェクトは、大磯町・二宮町のみかん農家、JA湘南、行政機関と協力しながら湘南スタイルのコアメンバーと多くのボランティアの手により、活発な活動を継続しています。この活動の特徴は、みかんの出荷や加工品の製作だけではなく、『みかん狩り』についても「おもてなし」の心を核に、農家、スタッフ、ボランティアが個々の役割を担いつつ、共に喜ぶ仕組みを創っているという点です。

 最後に、藁品氏と市川氏から、「地域をよくするためには、そこに住む自分たちが『考え、行動する』ことが近道です。人と人が繋がり、それぞれが『気持ちよく過ごす』ために協力することは、豊かな社会を創ることに繋がります。若い皆さんも今日の授業で『こんな活動があるんだ』と思うだけではなく、一歩踏み出してみてください。私たちは、皆さんと一緒に活動ができることを楽しみにしています。」というメッセージを頂きました。

ページの先頭へ戻る