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ソーシャルビジネス

第1回 伊勢原の観光について

2017年10月2日

伊勢原市役所 商工観光課課長 大町徹氏

講師情報

伊勢原市役所 商工観光課課長 大町徹氏

大山観光事業者の観光振興の取り組み

 伊勢原市役所商工観光課課長の大町徹氏をお迎えし、「伊勢原の観光について」というタイトルでご講演頂きました。
 平成25年に神奈川県による「新たな観光の核づくり認定事業」が発表されました。それを受け、伊勢原市は「平成大山講プロジェクト推進協議会」を設置しました。プロジェクトでは「かつて大山講でにぎわった江戸期のように多くの人が訪れ賑わいのある観光地づくりを進める」ことを目標にし、活動が行われています。活動では、大山の持つ「自然と癒し」、地域に息づく「歴史と生活文化」を中心に、「芸術・芸能活動」と「宿坊」を加えた地域の固有資源を活かしたアクションプログラムが提案されています。このようなプロジェクトの概念的な部分や目標について、分かりやすくご説明頂きました。
 これまでのプロジェクトの具体的な成果として、観光客数が平成27年に111万人を超え、観光消費額も13億を超える等、確実に観光客が増えてきている現状についてご紹介頂きました。また、小田急電鉄と連携したプロモーションや大山インフォメーションセンター(情報発信拠点)の整備、外国人に対するおもてなしのコツを学ぶための講座(大山おもてなし塾)、案内看板(サイン)の統一化、外国人誘客のためのハンドブックの製作や宿坊ツアーの企画等、ハードとソフトの両面からの取り組みをご紹介頂きました。
 次に、平成29年度の取り組み例として、雨降山としての特徴を生かした「レインツーリズム」、手書き地図を用いた新しい観光めぐり「よりみち」観光推進事業、「おおやまめぐりルート」回遊促進事業等の新しい取り組みについてご説明頂きました。
 最後に、「平成大山講プロジェクトによる事業だけではなく、民間のミシュラン・グリーンガイドブックへの掲載や、文化庁による『大山詣り』の日本遺産への認定、大山周辺の広域幹線道路の整備等、現在、大山を取り巻く環境が大きく変化しています。これからの『大山』に期待するとともに、観光の取組は行政だけでなく、地域や地元の皆さんと一緒に進めて、盛り上がっていくことが何よりも大事です。」というメッセージを頂きました。

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