このエントリーをはてなブックマークに追加

ソーシャルビジネス

第3回 大山観光事業者の観光振興の取り組み

2017年10月16日

小田急電鉄株式会社CSR・広報部 エリアプロモーション担当 課長代理 石井 栄治氏、吉澤 歩美氏

講師情報

小田急電鉄株式会社CSR・広報部 エリアプロモーション担当 課長代理 石井 栄治氏、吉澤 歩美氏

大山観光事業者の観光振興の取り組み

 小田急電鉄株式会社CSR・広報部の石井栄治氏と吉澤歩美氏をお迎えし、「大山観光事業者の観光振興の取り組み」というタイトルでご講演頂きました。
 東京・神奈川を主な事業エリアとして、鉄道をはじめとした運輸事業などさまざまな事業を展開する小田急グループが、これまで取り組んできた観光事業における施策についてご説明を頂きました。

 最初に、箱根において、同社が観光施策として行ってきたPR戦略等についてご紹介を頂きました。特に、箱根の人気が低迷したバブル崩壊による景気低迷後の時期に新型特急ロマンスカー導入や案内サインの統一、駅舎を対象としたハード面の大型投資、また、夏・冬のキャンペーンやWEBサイトでの情報発信の取り組み、さらに地元の施設や飲食店と連携したスイーツコレクションの開発などのキャンペーンを通じたソフト面の取り組みを具体的にご紹介いただきました。これらの取り組みを通じて、新しいビジネスモデルの構築にはさまざまな要素が必要であることが紹介されました。


 また、現在の新しい取り組みとして、大山地区の観光振興についてもご紹介を頂きました。神奈川県の「新たな観光の核」候補地域として選定された大山地区は、大山阿夫利神社からの眺望が「ミシュランガイド」の2つ星、さらに「大山詣り」が「日本遺産」に指定されるなど、近年、大きな注目を浴びています。東京オリンピックも近づいているため、インバウンド需要の取り込みも重要になります。そのため、新しいケーブルカーの竣工、特急ロマンスカーの伊勢原駅停車などハードウエアの整備から、更なる認知度向上や魅力向上を進めるため新宿駅をはじめとする小田急線各駅でのポスターの掲示、インターネット動画によるプロモーション活動、行政や宿坊と連携した名物大山とうふを紹介するキャンペーンの企画実施など、これまでの経験を基に多方面から観光振興に取り組んでいるとのことでした。

 最後に、「大山は他の観光地に負けない大きな魅力があります。それを多くの方々に知ってもらい、受け止めてもらうためにどうすればよいのかを是非、学生の皆さんの視点から考えてみて下さい」という、課題に対するアドバイスを頂きました。

ページの先頭へ戻る