このエントリーをはてなブックマークに追加

イベントプロデュース

スポーツイベント運営を通じて自己形成を図る

2017年6月13日

公益財団法人 日本陸上競技連盟 事務局長 風間 明 氏

講師情報

公益財団法人 日本陸上競技連盟 事務局長 風間 明 氏

スポーツイベント運営を通じて自己形成を図る

 今回の授業は、公益財団法人 日本陸上競技連盟 事務局長 風間 明氏をお招きし、「スポーツイベント運営を通じて自己形成を図る」をテーマに以下の内容のご講義をしていただきました。

 日本陸上競技連盟(以下、陸連)では、国際大会をはじめ、日本選手権やインターハイ、国民体育大会等の陸上競技大会を主催しています。大会開催にあたり、絶対に必要となるのが、開催地をはじめとする地域からの協力です。多くの方々からご協力頂くためには、開催目的や意義がはっきりとしている必要があります。

 大会の目的を達成するために必要なことは、「人との関わり」だと思います。専門知識を持ったディレクター達がいかに協調し機能するか。大会に関わる選手、観客、スタッフがそれぞれ感動を受けられるようにいかに演出するか。また、選手、観客、スポンサーへのサービス精神をいかに発揮するかなど、大会開催においては人と人が様々な場面で関わり合い、考え抜き、行動することが求められます。そして、大会組織とともに選手・観客・スポンサーが大会を一緒に作り上げていこうとする気持ちを持てるかどうかが、大会成功の鍵を握っていると思います。ですから、最近では、「athlete first」などと序列をつけた言い回しが良く使われますが、私は優先順位を付けて考えるのではなく、欧米の大会を視察した際にスタッフが良く口にしていた「athlete friendly」などの言い方が好ましいと考えています。

 私は常々、20歳前後の若い方々にも陸上競技の素晴らしさに触れてもらいたいと考え、その世代の価値観や文化をできるだけ理解しようと彼らが好む音楽や映像、ドラマ等に触れる機会を持つように努めてきました。なぜなら他人からの押し付けではなく、どうしたら陸上競技の良さが彼らの心に響くのかを自分で考えることが大切だと思っているからです。皆様にも、最終的な決断を下さなければならない場面では、自分の感性を大切にして欲しいと思います。

 おわりに、自分の感性を大切にして前向きに生きるための考え方をお伝えし、締めくくりとさせていただきます。

1.生きていることに感謝する
2.無駄な経験は何もない
3.精神力は挫けた後の再生時に養われる
4.人生の波を理解する
5. Everybody Different
6.失敗を研究する
7.恥ずかしいを味方にする
8.自分の希望を発言する
9.最大限努力して開き直る
10.居心地の良い環境をつくる努力をする

ページの先頭へ戻る