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教育開発研究所年報

教育開発研究所年報 -Annual Report of Education Development Research Center-

 本学では、2014年度に文部科学省の「大学教育再生加速プログラム(AP)」のテーマⅠ(アクティブ・ラーニング)・Ⅱ(学修成果の可視化)複合型に、本学事業「授業内スタッツデータ及び学生の学習行動データに基づく深い学びと学修成果を伴った教育の実現」が採択され、本研究所の担う役割も重要度を増し、活動域を広げています。教育は、もはや学習の主体である学習者を主格とする営みと融合し境界を解消しつつあるように、教育を行う者の間で解決できることは希少であるという前提に立つフェーズにあります。本学では、2002年度のFD委員会設置、2008年度の教育開発研究所開設により、本学が取り組むべく教育研究の方向性を確認し全学的教育の質向上に努め、成果を上げてまいりました。その取り組み成果である本研究所の年次報告も本年報にて第8巻となり、学習(行動)及び学習成果に関する報告に力点が置かれております。
 具体的には、2015年度本研究所の活動は、2つのテーマ領域(①アクティブ・ラーニングの推進と学習環境の活用に関する調査研究、②大学教育におけるコース・アセスメント、及び学習成果アセスメントに関する調査研究)において所員が中心となり研究の深耕を行うと同時に、APの自主事業でもあるFD研修会のテーマに連関させ、参加者間での共有化を図り議論を重ねました。とりわけ、2015年度は、第一回公開FD研修会を開催し、本学AP事業の「アクティブ・ラーニングと学習成果の可視化」をテーマに、山田礼子氏(同志社大学)の基調講演をはじめ、本学事業の報告、及び参加者間の討議を行い、一定の成果を上げました。本研究所開催のFD研修会の実施録については、下記の通りとなります。
 本年報には、上述の教育研究の成果、及び、本学における教育研究の取り組みを経年比較で捉える調査結果が報告されております。その成果を公開することにより、さらに広く対話を求めたく、皆様より忌憚のないご意見やご指摘・助言をお寄せいただければ幸甚に存じます。

2015年度 教育開発研究所 所長 鬼木和子

〈 2015年度教育開発研究所開催 FD研修会実施録 〉
回(月 日) テーマ 担当者(所属) 参加数※1
1(5月29日) 社会人向けビジネスゲームを用いたアクティブ・ラーニングを基に大学授業について考える 大神賢一郎氏、倉田洋氏(経営学部) 84名
2(6月19日) 授業内スタッツデータ測定と実施 杉田一真氏(経営学部) 91名
3(7月17日) アクティブ・ラーニングとSA制度の実質化 杉田一真氏(経営学部) 102名
4(10月9日) 教養教育の創造とマネージメントを考える 寺﨑昌男氏(東京大学・立教大学名誉教授)、古賀暁彦氏(情報マネジメント学部) 88名
5(11月13日) PROGテストを踏まえた授業設計に向けて 橋本諭氏(情報マネジメント学部) 79名
6(1月15日) 授業外学習の現状と課題 荒木淳子氏(情報マネジメント学部) 90名
7(2月19日) 産学連携プロジェクトにおけるアクティブ・ラーニングの考察と課題 外尾秀人氏(株式会社コーセー)、小早川靖典氏(TOHOシネマズ株式会社)、荒井明氏、木村剛氏、松尾尚氏、(経営学部) 82名
※1 法人役員、社会人教育部門経営管理研究所員をはじめ、本学職員の参加者を含む

〈 2015年度教育開発研究所開催 公開FD研修会実施録 〉
回(月 日) テーマ 担当者(所属) 参加数※2
1(2月12日) アクティブ・ラーニングと学習成果の可視化について 山田礼子氏(同志社大学)、杉田一真氏、松尾尚氏、荒井明氏、倉田洋氏(経営学部)、荒木淳子氏(情報マネジメント学部) 138名
※2 内学外から45名のご参加を頂いた

【最新刊】2015年度発行 第8巻

教育開発研究所年報

1.社会人向けビジネスゲームを用いたアクティブ・ラーニング
2.アクティブ・ラーニングとSA制度の実質化
3.学習の質向上と授業外学習への取り組み
4.産学連携プロジェクトにおけるアクティブ・ラーニングの考察と課題
5.本学におけるアクティブ・ラーニングの特徴と実態調査報告
6.2015年度PROG実施結果
7.授業内スタッツの測定と実施
8.「到達目標」を意識した授業運営に関する実態調査
9.第1回公開FD研修会「アクティブ・ラーニングと学習成果の可視化について」
10.教養教育の展望と課題
11.2015年度「学生による授業評価」結果

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