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第7回 みなとみらいにおけるホテル事業とブランド(開催報告)

第7回 みなとみらいにおけるホテル事業とブランド

開催案内

日 時 :
2014年11月24日(月) 17:30~19:10
会 場 :
自由が丘キャンパス 1号館3階 1310教室 (湘南キャンパス501教室で同時中継)
講 師 :
横浜ベイホテル東急 副総支配人 陣内一彦 氏
受講料 :
無料
募集人員 :
200名(参加をご希望の場合は03-3704-9955まで事前にお問い合わせください)

開催報告

2014年11月24日 地域ブランド戦略に関する公開講座 第7回『みなとみらいにおけるホテル事業とブランド』を実施いたしました。

 今回は、横浜ベイホテル東急の副総支配人 陣内一彦先生をお迎えし、ご講演をいただきました。 まず概論として、ホテル事業におけるブランディングについて、「目に見えない企業価値を最大限に活用させる」ためのマーケティング戦略であるという考え方をお示しいただいた上で、「強力な差別化」「競合との競争回避」「販促費の削減」「ユーザーの顧客化」の視点から詳しく解説をいただきました。そのブランディングを決定づける「グランドコンセプト」はホテル事業におけるいわばバイブルであり、サービス、ソフト、ハードの3つの領域に反映させ、それぞれの領域を連鎖させながら具体的な施策を推進していくことが重要であるとの認識を共有させていただきました。

 次に、ホテル開業の地である横浜みなとみらい地区の開発事業の歴史と計画経緯について、当時の写真画像などを通して紐解いていただき、この内容を前提として、ホテル開業以降の具体的な取り組みについてお話をいただきました。
 みなとみらい地区を横浜市の中核的なエリアと位置づけ、コンベンション施設を中心とした国際交流拠点としてのイメージを強化すること、リピーターの多い土地柄から「宿泊」と「食事」がキーワードになること、開放的な景観や歴史的情緒も期待していることなどを重要な背景要因としてとらえ、「自然」なテイストとヒューマンタッチを重視したコンセプト設計をおこない、「食」への追及と「人」へのこだわりをもった事業展開を推進したとの内容は、基軸となるグランドコンセプトの実践プロセスをわかりやすく理解することができました。
 また、お客様の満足度を高めるための「おもてなし」の基本思想をお伝えいただくとともに、スタッフの一体感の重要性を動画でお示しいただき、実践的なホスピタリティについて多くの示唆をいただきました。国際会議におけるVIPのお見送り時のしきたりや乾杯時のマナーなどに関するエピソードは、多くのご来賓をお迎えしたという貴重なご経験がある陣内先生ならではのお話で大変興味深い内容でした。
 発展過程の中でおこなわれたリ・ブランドというホテル事業ならではの体制変革に関する領域では、その現場を実際に経験した人の不安や期待をお伝えいただくとともに、ホテル事業の「本質」を浮き彫りにしていただきました。

 参加者からは、客室の単価に関する戦略について、都市型リゾートのブランディングについて、国際会議において印象に残っていること、お客様のニーズを掴むための社内教育について、ブライダル事業の差別化について、社員のモチベーション向上の取り組みについてなど多くの質問がなされ、ホテル事業への関心の高さをうかがえました。
 今回の公開講座には、将来ホテルで働きたいと考えている学生も多く参加しており、そのような学生にとってホテル事業の醍醐味を感じてもらうことのできる有意義な時間でした。

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