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第1回 旅行会社が実践する「地域活性」、沖縄の現場から(開催報告)

第1回 旅行会社が実践する「地域活性」、沖縄の現場から

開催案内

台風18号の接近に伴い、下記日程に延期となりました。

日 時 :
2014年10月6日(月)17:30~19:10 12月15日(月)17:30~19:10
会 場 :
自由が丘キャンパス 1号館3階 1310教室(湘南キャンパス501教室で同時中継)
講 師 :
株式会社JTB総合研究所 コンサルティング第三部長 田部純一 氏 
受講料 :
募集人員 :
無料
自由が丘キャンパスは200名
(ご参加をご希望の場合は TEL:03-3704-9955 まで事前にお問い合わせください。)

開催報告

「2014年12月15日 地域ブランド戦略に関する公開講座 『旅行会社が実践する地域活性、沖縄の現場から。』を実施いたしました。」

 今回は、株式会社JTB総合研究所 コンサルティング第三部長 田部純一先生をお迎えし、ご講演をいただきました。
 主な内容は、訪日旅行客の動向と我が国における課題、総合旅行会社JTBの2020年に向けた成長戦略、沖縄の観光振興施策を事例とした観光による地域活性の取り組みについてです。
 はじめに、日本政府観光局(JNTO)の資料を用いて、多様化する訪日旅行客の動向について解説をいただきました。以前の東京一極集中から、北海道や福岡など地方都市に分散する傾向が出はじめているとともに、国別にはアジアだけでなく欧米からの訪日客も伸長していることがわかりました。
 政府目標である2020年に訪日外客数2000万人受入れに向けた課題としては、都内宿泊室数、航空機座席供給量、ガイドの数、地域に足を運んでもらう施策、価格競争力であることを具体的なデータをもとにお話しいただきました。

 JTBグループの成長戦略については、総合旅行業から「交流文化事業」企業=DMC(ディスティネーション・マネジメント・カンパニー)への転換を目指していること、さらに、旅の5つの力を活用して、観光による経済波及効果の最大化を目指し豊かな日本の実現に寄与する「観光6次産業化」構想を明らかにしていただきました。旅の5つの力とは、「交流の力」、「文化の力」、「経済の力」、「教育の力」、「健康の力」を指すそうです。
 地域観光の新たな取り組みとしては、「知恵のたび」や「旅いく」という新しい形態の取り組みについて各地の実績を解説していただきました。
 後半は、沖縄県における観光による地域活性化について、基本計画から差別化ポイント、観光消費動向等を詳しく示していただいた上で、自転車イベントの創出、プロ野球キャンプ地訪問観光促進などのスポーツツーリズムへの拡大、慶良間諸島の観光開発、エイサーや首里城などの文化資源活用、農林水産物の活用などに関する具体的な取り組み事例を紹介いただきました。

 聴講生の中には、将来旅行業界への就職を希望している学生も多く、講義終了後の質問タイムでは、東京オリンピックに向けて地域ごとにどのような誘客施策がおこなわれるのか、沖縄以外で地域活性に成功した事例はあるのかなど多くの質問がなされ、このテーマ領域への興味関心の高さがうかがわれました。

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