経営学科

ビジネス経営コース

アイデアだけでは事業も商品も創れない。
経営の基本である、ビジネスのしくみについて学びます。

学びのポイント

新しいビジネスの創造に必要な経営の知識やスキルを身につけていきます。素晴らしいアイデアだけでは、事業を構築し、継続させることはできません。市場・顧客分析、資金計画、利益計画、組織戦略など「ヒト、モノ、カネ、情報」という経営資源を活用するための知識やノウハウについてケーススタディを通して学びます。

専門科目

ケースで学ぶ新事業の進め方 新しい事業は、どのようにして生まれるのか。近年誕生した新しい事業にスポットを当て、事業がビジネスへと成長するプロセスを学びます。
ビジネスプランの作成 実現性、採算性、社会性、独自性、顧客ニーズなど、さまざまな視点から成功するビジネスについて考察します。
ビジネスと取引のしくみ モノを買い、その代金を払うというのが商取引の基本です。しかし、ビジネスの規模が大きくなると、取引の方法も複雑に、多様化してきます。授業では、ビジネスにおけるさまざまな取引の方法について理解を深めます。
会社の作り方・動かし方 企業経営は、経営を継続的に運営し、発展させることが最も重要であり、また難しいことでもあります。会社を作り、安定化させるためには、どのような活動が必要なのか。健全な企業経営についてさまざまな角度から検討します。
発展させる事業経営 ビジネスを発展させるためには、さまざまな視点と知識が必要になります。特にグローバル社会においては、外部環境や市場の変化が企業成長に影響を与えることも珍しくありません。この授業では、企業経営に影響を与えるさまざまな外部要因について考察します。
経営者のための財務戦略 企業経営を支える要素に「人」、「モノ」、「資金」があります。その中で「資金」は、企業の安定運営に欠かせないものであることから、血液にたとえられています。そのため経営者は資金確保に向けた戦略が必要になるのです。授業では、企業の投資戦略、運用戦略、調達戦略について理解を深めます。

学生の声

宮内 達紀 3年 神奈川県私立桐蔭学園高等学校出身
企業の分析手法を学ぶことで消費者としてだけでなく経営者側の視点を身につけることができました。
大学で経営学を学びたいと思ったのは、コンサルティング業務に興味があったからです。将来は企業や産業の発展に貢献したいと考えており、より深くビジネスを理解するためにこのコースを選択しました。
今まさに動いているビジネスについて、業界や企業のリアルな事例をもとに学ぶことができるため興味が尽きませんでした。関心のあるビジネス領域の幅も広がり、就職活動の際にも活きると思います。また、授業の中で、自ら起業することを想定して、ビジネスプランを実際に作成するなど、実践的な経験を積めることができる点も魅力だと思います。
特に印象に残っている授業は「現代ビジネスのケーススタディ」です。グループに分かれて特定の企業について、現在のビジネスモデルや市場などを分析します。将来性の分析では、メンバーによっても分析する観点が異なり、多角的に分析することで新たな発見がありました。財務データや定量・定性調査による分析手法など、将来、営業やコンサルティングを行う際に必要となる知識・スキルも学ぶことにより、消費者としてだけでなく経営者側の視点を身につけることができたと思います。
※2023年取材

Pickup授業!

ビジネスプランの作成
ビジネスプランは一般的に「起業」する人にのみ適応されるノウハウと思われがちですが、企業の中で新規事業を立ち上げたり、新しい商品を開発する場合、ビジネスプランと同様の企画立案のスキルを活用します。この授業では、ビジネスプランの基本的な作成方法を学ぶとともに、事業計画に関する基本的な知識、企業の成績表ともいわれる財務諸表の読み方や背景にある考え方について理解を深めていきます。