併修をめぐる最近の動き

Topics1.依然として根強い大学志向の中で、大学・短大併修が注目!

文部科学省の平成29年度学校基本調査によりますと、大学・短大への進学率は57.3%(既卒者を含む)となり、特に高校新卒者の大学への進学率は49.6%で過去最高となりました。保護者や高校側の大学志向は依然として根強く、「大学・短大に進学させたい」という保護者のニーズと、「○○を勉強したい」という学生のニーズの両方を満たせる制度として、併修制度が改めて注目され、導入校が増加しています。

卒業生の声

併修導入の目的:ビジネスに必要な知識の修得と短期大学士の学位取得のため

Aさん
ペット美容のスクール 卒業
自由が丘産能短期大学 卒業(短大併修)
ペットサロン 勤務
■併修をやってみようと思ったきっかけは?
自分の可能性を広げたいと思っていたところ、短大卒業もめざせる併修制度が導入されていることを知り、チャレンジすることにしました。

■併修をやり終えたときの感想はいかがでしたか?
不安もあった分とてもうれしかったです。先生方からの熱心な指導をいただいたことがやはり大きかったと思います。ぜひ、皆さんにもW卒業の感動を味わってもらいたいと思います。

Topics2.専門学校の修業年限長期化(高度専門士)に伴い、自動車整備・会計・情報系分野で大学併修導入校が増加!

近年、医療、工業、商業実務、福祉などの分野を中心に、専門学校の修業年限の長期化が進み、平成30年度現在で484学科で高度専門士の称号が付与されています。しかし、高度専門士の社会的評価はこれからの課題であり、その対応策として大学併修を導入する学校が増えています。現在25校の4年制専門学校で、本学の併修制度が活用されています。

卒業生の声

併修導入の目的:自動車整備士として業界や社会が期待する教養ある人材育成のため

Bさん
自動車大学校 卒業
産業能率大学 卒業(大学併修)
自動車販売会社 勤務
■併修をやってみようと思ったきっかけは?
すでに専門学校に通っており、日々の学習についてわかっていたので自然に取り組むことを決めました。卒業の際に大卒(学士)が取れるのはやはり魅力的でした。

■併修をやっていたときに感じたことは?
2級整備士の学習をしている際に、大学の科目をいくつか学習する制度があり、すでに大学での学習がわかっていたので全く心配はありませんでした。また、様々な事務手続きを先生が代わりにやっていただけるなど、学習に専念できる環境があったことはとてもありがたかったです。

■併修をやり終えたときの感想はいかがでしたか?
その時は、とにかくうれしかったことを覚えています。しかし、実際に仕事をしている今、大卒というカタチだけでなく大学で学んだ「サービスの基本と実践」「チームワークの心理学」など質の面で本当に役立っていることを日々実感しています。先輩として、視野を広げたり将来にもつながる併修をぜひ考えて欲しいと思います。

Topics3.短大併修によって、一段上の大学への編入学をねらう!

専門学校卒業後、大学に編入学をする学生が増えています。しかし、受験できる大学や編入学時の既修得単位の認定という点などで、短大卒業者に比べると必ずしも有利であるとは言えないのが実情です。また、ワンランクあるいはツーランク上の大学への編入学をめざして、短大併修を導入する学校が増えています。

卒業生の声

併修導入の目的:専門教育への付加価値および大学編入資格の取得のため

Cさん
総合スクール 卒業
自由が丘産能短期大学 卒業(短大併修)
体育大学 3年次編入学
■併修をやってみようと思ったきっかけは?
「大学に編入をして体育教員になりたい」という強い思いがあった中、短大併修を活用して大学編入を目指せる制度があることを知りチャレンジすることにしました。

■併修をやっていたときに感じたことは?
最初は、やはり不安がありましたが、学習のしくみや単位の取り方もわかってきた夏休み前くらいまでには、その不安もほとんどなくなっていきました。とにかく先生の学習指導に従って進めていくことが成功のポイントだと思います。希望していた体育大学への編入学も叶い、あとは体育教員を目指して頑張ります。

Topics4.ホテル、旅行、航空、鉄道業界をめざす学生に短大併修が根強い人気!

ホテル、旅行、航空、鉄道業界への就職をめざす学生たちには、ホスピタリティやビジネスマナー、英会話などの専門知識や技能の修得は必須です。こうした専門知識・技能の応用力を高めるとともに、ものの見方や考えを広げ、豊かな人間形成に役立つのが短大併修で学ぶ幅広い教養です。単に受験資格の取得にとどまらず、合格への大きな武器となる点が短大併修の人気の秘密だと言えるでしょう。

卒業生の声

併修導入の目的:厳しい業界を生き抜くための幅広い知識・教養を得るため

Dさん
接客・理美容系専門学校 卒業
自由が丘産能短期大学 卒業(短大併修)
航空関連会社 勤務
■併修をやってみようと思ったきっかけは?
夢であった航空業界で働くためにも、自分の実力を高めておきたいと思っていたところ、併修制度が導入されていることを知り、不安はありましたがチャレンジすることを決めました。

■併修をやっていたときに感じたことは?
 くじけそうになったこともありましたが、同じ目標を持った仲間がいたことは大きな励みになりました。また、専門学校の先生からのさまざまなアドバイスや専門学校の授業が短大の卒業単位になる制度もあったおかげで、併修に取組み始めたときにあった不安がどんどん少なくなっていったこともよく覚えています。

Topics5.株式会社が運営する学校で併修導入校が増加!

株式会社が運営する学校で、短大であれば「短期大学士」、大学であれば「学士」の学位が取得できる本学の併修制度を導入する学校が増えています。「好きなことを勉強したい」という学生本人のニーズと、「できれば大学か短大に進学させたい」という保護者の思いの両方を充たすことができる制度として、本学の大学・短大併修制度が注目されています。

卒業生の声

併修導入の目的:併修を通じて身に付けた力により幅広い進路や可能性を提供するため

Eさん
総合スクール
自由が丘産能短期大学 卒業(短大併修)
声優養成所 所属
■併修をやってみようと思ったきっかけは?
声優への道は楽ではないということはわかっていました。そんな中、スクールで声優の勉強をしながら短大の卒業ができる短大併修が導入されていることを知り 、自分を高めるには“これだ!”と思いチャレンジしました。短大で学んだ「コミュニケーション」「心理学」など、声優の卵ではありますが、今役立っていると感じる科目も多いですよ。

■2つの学校で学ぶという不安はありませんでしたか?
正直ありました。しかし、短大は通信教育という学校に通わない方法で学ぶので、スクールの先生からの指示どおり学習を進めていけば、毎日短大の勉強をするわけではないので心配ないと思います。