産業能率大学

学生向けソーシャルメディア利用ガイドライン

Social Media Guideline for Student Users

ソーシャルメディアを利用する学生のみなさんへ

近年、スマートフォンの普及もあって、インターネットを経由したサービスはますます便利で身近なものとなっています。その代表的な例がTwitter、Facebook、YouTube、LINEなどのソーシャルメディアであり、便利なコミュニケーションツールとしてみなさんの生活にも浸透しています。
しかし、手軽に情報発信ができるソーシャルメディアは、時として思わぬトラブルを招く事があります。残念ながら、ソーシャルメディアでのトラブルで、自分自身や友人の将来に悪い影響を及ぼしてしまうケースが多々発生してしまっていることも事実です。以下の項目は、ソーシャルメディアを利用する際に注意すべきマナーについて、産業能率大学の学生向けにまとめたものです。ソーシャルメディアをこれから利用しようという学生はもちろん、既に利用しているという学生も、もう一度しっかりとそれぞれの注意事項を確認し、より安全なソーシャルメディア利用を心がけてください。

1.
画面の向こうには、あなたの知らない人も大勢いることを忘れないでください。

ソーシャルメディアにはみなさんの家族や友人だけでなく、世界中の人々が存在していることを忘れないでください。みなさんの発信により傷ついたり、不快に感じる人がいることを常に意識し、普段から礼儀正しい言動を心がけましょう。
他人に不快な思いをさせてしまった場合や誤った情報を広めてしまった場合には、真摯な態度で謝罪しましょう。万一トラブルになった時は、担当教員や事務部に相談してください。

2.
自分だけでなく友人や知人を含めて、個人情報やプライベートな情報の安易な書き込みは控えましょう。

ソーシャルメディアの中には公開範囲を設定できるものもありますが、これを設定すれば情報が外部に流出しない、という保証はありません。自分だけでなく友人や知人を含めて、自宅の住所や個人の電話番号・メールアドレスなどは絶対に書き込まないように心がけましょう。

Case1
友人宅でのパーティの写真を発信したところ、所属大学の情報や窓から見えていた有名な建物の位置などからおおよその住所が知られてしまい、インターネット掲示板にさらされてしまった。
3.
集合写真など他人が写っている写真を投稿する際には写っている方の了承を得てください。

集合写真を投稿する際には、一緒に写っている人たちに公開の了承を得るようにしてください。集合写真以外でも、他人が写り込んでいる写真を無断で投稿すると肖像権やプライバシー権を侵害することになりますので絶対にやめましょう。また、写真中に友人を関連づける「タグ付け」のような機能を利用する際にも、できるだけ了承を得たうえで慎重に行うように心がけてください。

Case1
サークルの集合写真を投稿した際に他のメンバーの了承を得ていなかったため、写っている一部のメンバーが不快に感じ、以降の関係が悪化してしまった。
Case2
電車内で乗客の写真を無断で撮影して投稿したところ、さらし行為だとして批判の対象となってしまった。
Case3
なにげなく撮影した写真を投稿したところ、背景に写りこんでいた第三者の目に留まり、無断で撮影・公開されたことについてクレームを受けてしまった。
4.
著作権・肖像権に配慮しましょう。

ブログなどで他者の著作物を引用・紹介する際には、著作権に配慮し、法律で認められた範囲で使用しなければなりません。また、芸能人などの顔写真にはパブリシティ権という権利が付与されており、利用が制限されています。コンサートなどで許可なく撮影することは禁じられています。また、撮影可能の場合でも、ネットへの投稿は禁止されていることがありますので、必ず指示に従ってください。

Case1
プロフィール画像に無断で有名人の顔を使ってしまった。(パブリシティ権の侵害)
Case2
あるタレントのブログの内容を、そのまま自分のブログにコピペした。 (著作権の侵害)
5.
インターネット上に完全な匿名性は存在しないことを理解しましょう。

匿名やハンドルネームをベースとしたソーシャルメディアに於いても、過去の発言やプロフィール、ソーシャルメディア以外の情報などを集積することで個人が特定されてしまう場合が少なくありません(さらし行為)。このような場合、自分だけでなく家族や友人を含めあらゆる情報が公開・拡散される場合があり、思わぬ不利益を被る事があります。匿名で書き込んだつもりでも、実名がさらされて拡散される可能性があることを常に意識し、慎重な情報発信を行いましょう。

Case1
飲食店で迷惑行為を行った画像を投稿したところ、具体的な場所(店名)や自分の大学名は記載していなかったにもかかわらず、友人のプロフィールや発言内容から特定され、大学宛に抗議が殺到してしまった。
6.
守秘義務を徹底しましょう。インターンシップや企業との連携講座などを通して知り得た情報を外部に漏らしてはなりません。

インターンシップや企業との連携講座などを通して知り得た情報は、企業機密に係わるものを含むことが多いため、絶対に外部に漏らしてはなりません。企業によっては、インターンシップを受け入れていることや大学と提携していること自体が秘密となっている場合もあります。具体的な企業名を出さなくても厳禁です。同様に就職活動中に見聞きした情報にも機密事項が含まれていることがあるので注意が必要です。何らかの事情で情報発信する必要がある場合は、担当教員または事務部に相談し、指示に従って許可を得てください。

Case1
その日に受けた面接の内容を投稿したところ、企業名は書かなかったにもかかわらず、所在地の情報や就活サイト上の情報をもとに企業が特定され、企業側に迷惑をかけてしまった。
Case2
特に企業名は挙げなかったが、インターン先について「思ったよりもセキュリティが緩い」などと投稿したところ、過去の投稿内容から業種や場所の推定を通じて企業が特定され、インターン先企業に悪印象を与えてしまった。
Case3
「企業Aの人たちは本当にいい人が多い。一緒に研究していてとてもやりやすい。」などと投稿し、自分のプロフィールに記載していたゼミ名をもとに企業名が特定され、非公開の協働研究が外部に知られてしまった。
7.
ネガティブな意見(批判や攻撃を含む)には冷静に対応しましょう。

自分の書き込みに対して間違いを指摘されたり批判されることがあるかもしれません。その際に感情的に対応するとお互いのコメントがヒートアップし、大きなトラブルに発展する恐れがあります。ネガティブな意見を付けられた場合には感情的な対応は控え、落ち着いて対応しましょう。もし自分が間違っていたら訂正し、相手の指摘に誤りがある場合にも、冷静にコメントを返してください。意見を書き込む前に、もう一度見直すことを心掛けましょう。また、過度の挑発に対しては、無視(スルー)するのも一つの対処法です。少しでも対応に困る場合は、担当教員または事務部に相談しましょう。

8.
他人の炎上に加担することは慎みましょう。

ネット上で特定の個人を集中的に攻撃する行為は、時として名誉毀損や人権侵害につながる恐れがあることから、興味本位で加担することは慎みましょう。また、悪乗りしたコメントが逆に非難されて攻撃の対象になることも珍しくありません。

Case1
迷惑行為を行っている画像を見つけて、軽い気持ちで攻撃的な文章とともに拡散させた結果、後になって自身も批判の対象となってしまった。
9.
発信を行う前に、もう一度読み返しよく考えてください。

あなたが発信しようとしている文章や画像は、あなたが削除しても半永久的にインターネット上に残る可能性があります。あなたの発信により、大切な家族や友人、先生やお世話になった方までもがトラブルに巻き込まれる可能性がある事をもう一度意識してください。また、ソーシャルメディア上にはあなたの知らない人もたくさん存在しており、あなたの発言を敵対的な目で見る人がいるかもしれません。そのような人が目にしたとしても、あなたの発信は誤解なく伝わるものでしょうか。発言内容をもう一度見返してから、投稿しましょう。

10.
使用しなくなったサービスのアカウントは削除、または凍結を行いましょう。

使用しなくなったアカウントを放置すると、不正ログインにより他人に悪用されるリスクが高まります。また、トラブルに巻き込まれた際に過去の発言内容が状況を悪化させる材料となることや就職活動に悪影響を与える場合もあるため、使用しなくなったサービスのアカウントは極力削除や凍結を行ってください。なお、アカウントを削除しても過去の投稿はネット上に残る場合もありますので注意が必要です。

Case1
使用しなくなったアカウントを放置していたところ、第三者に悪用され、気づかないうちに意図しない発言や拡散行為を行われてしまった。
Case2
就職活動でエントリーした企業が応募者のソーシャルメディアアカウントの検索を行っていて、応募者が高校時代に利用していたソーシャルメディアアカウントを発見し、公序良俗に反する発言内容を見つけ心象を悪くしてしまった。
11.
IDやパスワードをしっかり管理しましょう。

IDやパスワードは、紛失しないように工夫して管理してください。また、パスワードは他者に推測されにくいものを設定しましょう。悪意をもった他人だけでなく、ウイルス被害などによりあなたのアカウントが他人に不正使用されてしまう可能性があります。サービスによっては2段階認証と呼ばれるセキュリティ機能があるので、そうした対策を積極的にとる事も有効です。

Case1
短いパスワードを使用していたため、第三者の攻撃によりアカウントを乗っ取られて、自分になりすまされてしまった。
Case2
悪意のあるソフトウエアに感染してパスワードを知られてしまったが、他の端末を用いて認証を行う2段階認証を設定していたため、不正にログインされる事態を防ぐことができた。
12.
トラブルが発生してしまった場合すみやかに報告を行いましょう。

炎上やトラブルに遭遇してしまった場合、一人で判断を行わず、担当教員や事務部に報告を行い、対応について相談を行ってください。

相談先
【自由が丘キャンパス】
学生サービスセンター

【湘南キャンパス】
湘南学生サービスセンター

部活動やサークルのアカウント運営を行うみなさんへ

産業能率大学の部活動やサークル、ゼミなど、大学と関連するアカウントの運営を行うみなさんは「ソーシャルメディアを利用する学生のみなさんへ」に加え、このガイドラインに記載されている原則をよく読み、未然にトラブルを防止するとともに、ソーシャルメディアを団体の活動に対し有益な形で利用してください。

13.
団体を代表するアカウントではよりいっそう慎重な情報発信を心がけましょう。

個人でソーシャルメディアを利用する際にも慎重な情報発信が求められますが、産業能率大学との関連や団体名を表記して行う情報発信には、さらに発信情報について注意を払う必要があります。万が一トラブルを発生させてしまった場合、その団体に所属する学生全員だけでなく、他の学生や大学にも迷惑をかける可能性があります。一人だけの判断で情報発信を行わず、相談の上情報を発信するよう心がけてください。

14.
誰が情報を発信しているのかはっきりと記載しましょう。

ソーシャルメディアを用いる際に、産業能率大学公式のアカウントであることを表示するには、大学から公式アカウントとして認定を受ける必要があります。学生のみなさんが開設するアカウントについては、「公式」という表現をしないでください。
また、下記のような案内文をはっきりと見える場所に掲載してください。ただし、この案内文を掲示したからといって、軽はずみな発言は許されません。常に産業能率大学に所属している学生として見られていることに注意してください。

案内文例
このアカウントは産業能率大学サークル○○に所属する学生が運営しています。このアカウントでの情報発信は、産業能率大学としての公式見解を表すものではありません。
15.
発信や引用を行う前にその情報が正確な情報なのかもう一度確認しましょう。

伝聞や推測に頼らず、根拠ある正確な情報を発信してください。不明なことがある場合は、どんなにささいな事であっても必ず関係者に確認を取りましょう。少しでも疑問が残るならば、発信や引用をしないでください。また、引用を行う場合は、引用元を明らかにして発信してください。
万が一誤った情報を発信または引用してしまった場合には、しっかりと訂正を行い、場合によっては謝罪をすることが大切です。

16.
他のユーザーからのコメントや書き込みをしっかりチェックしましょう。

他のユーザーからのコメントや書き込み、メッセージを担当者を決めて定期的にチェックすることで問題の発見を早期に行い、トラブルの回避につなげることができます。

17.
IDやパスワードをしっかり管理しましょう。

IDやパスワードは、紛失しないように工夫して管理してください。また、パスワードは他者に推測されにくいものを設定しましょう。複数人で運営を行う際には、パスワードが外部に知られてしまわないように、注意してください。

18.
不要となったアカウントは、削除を行うかしっかりと引き継ぎを行いましょう。

何らかの理由で管理者が変わる場合や、または団体からいなくなってしまう場合、引き継ぎをしっかりと行いましょう。もしも更新する必要がなくなった場合には、アカウントを放置せず、確実にアカウントの削除を行ってください。