産業能率大学スポーツマネジメント研究所(所長:宮内ミナミ・産業能率大学情報マネジメント学部長)は、バンクーバー冬季五輪の閉幕後に、日本代表全選手のうち知っている選手や、視聴した結果の評価などを尋ねる調査を実施しました。本学では五輪前にも全選手の認知や期待などを尋ねる調査を実施・発表していますが、このほど五輪前後の調査結果を比較分析し、ランキング形式にまとめました。
感動指数はフィギュアスケート・浅田真央選手が、活躍満足指数はスピードスケート・長島圭一郎選手が、評価上昇指数はスピードスケート・穂積雅子選手が、それぞれ“金メダリスト”となりました。なお、五輪前後でもっとも知名度が上昇したのは、スノーボード・國母和宏選手でした。
あわせて五輪の国内開催(夏季・冬季を問わず)の賛否を尋ねたところ賛成は47.7%。夏季五輪開催地の立候補の話題がある広島・長崎での開催は賛成 38.5%、東京開催は賛成29.0%でした。
五輪前調査は1月29日(五輪派遣選手確定の翌日)から2月1日まで、性別と年代(20代から60代の各年代)を均等割り付けした2万人を対象に実施し、五輪後調査はこの2万人を追跡する形で、同様に均等割り付けした1千人を対象に3月2日に実施しました。いずれもインターネット調査会社を通じて実施しております。
今回は速報版としてランキング形式の結果を発表していますが、この五輪前後にわたる調査は、競技の普及におけるスポーツイベントの影響や選手のイメージ形成など、スポーツマーケティングの研究に活かしてまいります。
各種ランキングの上位選手
感動指数
五輪で中継(録画・ダイジェスト放送含む)を見た選手に関する評価を尋ね、評価の高低で付けた点数を合計したもの
| 1位 | 浅田真央 | 2位 | 髙橋大輔 | 3位 | 鈴木明子 |
活躍満足指数
五輪前調査で算出した期待の大きさ(期待を尋ねた回答を点数化して合計したもの)と、五輪後調査の評価の高さのポイント差を順位付けしたもの
| 1位 | 長島圭一郎 | 2位 | 小平奈緒 | 3位 | 加藤条治 |
評価上昇指数
五輪前調査で算出した期待の大きさに対し、五輪後調査の評価がどれほど上昇しているかを上昇率として算出したもの
| 1位 | 穂積雅子 | 2位 | 小平奈緒 | 3位 | 近江谷杏菜 |
知名度上昇指数
全選手について、五輪前・五輪後の両方の調査で知っているかどうかを尋ねたもの
| 1位 | 國母和宏 | 2位 | 長島圭一郎 | 3位 | 目黒萌絵 |
観戦率
全選手について、五輪で中継(録画・ダイジェスト放送含む)を見たかどうかを尋ねた質問で、各選手の「見た」と回答された比率を順位付けしたもの
| 1位 | 浅田真央 | 2位 | 安藤美姫 | 3位 | 髙橋大輔 |
各種ランキングの上位選手
「競技感動指数」「競技観戦率」「五輪以外でも見たい競技」のいずれもフィギュアスケートが1位
国内での五輪開催について
「夏季・冬季問わず日本での五輪開催に賛成」=47.7%
「広島・長崎での五輪開催に賛成」=38.5%
「東京での五輪開催に賛成」=29.0%
レポートの全文をPDFファイルで提供しています。






