プレスリリース

スポーツマネジメント研究所調査

カタールW杯直前 全国1万人アンケート

ドイツ・スペイン相手のグループリーグ突破は至難

キーマンは1位:久保建英、2位:長友佑都、3位:三苫薫

産業能率大学スポーツマネジメント研究所(所長:中川直樹 情報マネジメント学部教授)は、FIFAワールカップ2022カタール大会直前に、日本代表選手に関する認知度やキーマンの投票、出場国のグループリーグ結果や優勝国予想を行うアンケートを、全国1万人に対して実施しました。
日本代表選手に関する調査
出場国に関する調査
結果概要
日本代表選手の知名度は、ともに4大会連続出場となる長友佑都選手(FC東京)が1位、川島永嗣選手(RCストラスブール/フランス)が2位、続く3位も3大会連続出場のキャプテン・吉田麻也選手(シャルケ04/ドイツ)でした。ベテラン選手が上位3位を占める中、初出場となる久保建英選手(レアル・ソシエダ/スペイン)が4位につけました。その久保選手は、「日本チームが躍進するためのキーマン」としては最多得票でした。その他、一般的な知名度はそこまで高くはないものの、キーマンとしてTOP5に入ったのが三笘薫選手(ブライトン/イングランド)と鎌田大地選手(フランクフルト/ドイツ)の2人です。W杯での活躍によって、一般層への認知も一気に拡大することが期待されます。 他方、優勝国予想ではブラジルが圧倒的な1位となりました。奇しくも2位・3位は日本と同一グループに属するドイツとスペインでした。本調査ではその前問として、各グループから決勝トーナメントに進出する2チームの予想を尋ねています。回答者は一般の1万人であるにも関わらず、日本が3位という結果は、いかにドイツとスペインが強豪国として知られているかを物語ります。もし日本がこの至難のグループリーグを突破できたら、その快挙に国内が歓喜に沸くことでしょう。
【知名度】 日本代表全選手
日本代表選手26人(2022年11月8日現在)のリストを提示し、知っている選手全員にチェックをしてもらった。
【キーマン】 日本代表選手 (100票以上獲得選手)
「知っている」と回答された日本代表選手に限定し、「日本躍進のためのキーマンは誰か」について1人だけ、理由を添えて投票してもらった。
【決勝トーナメント進出チーム予想】 カタールW杯
グループリーグごとに、最大2チームという制約の下で予想してもらった。
【優勝国予想】 カタールW杯 (100票以上獲得チーム)
決勝トーナメント進出を予想したチーム(最大16か国)の中から、優勝国を1チームだけ選んでもらった。
【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:非サッカーファンを含む20歳から69歳までの一般的な1万人
(地域・性年代構成比は、総務省統計局最新推計の都道府県・性・世代構成比に準拠)
調査期間:2022年11月9日~11日の3日間
調査担当:小野田哲弥(産業能率大学スポーツマネジメント研究所研究員/情報マネジメント学部教授)
集計協力:北村凌匠・原優太・松任勇武(小野田ゼミ)
◆ご取材・お問い合わせ◆
産業能率大学 企画課
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