人材・組織ケーススタディ

履修年次:1・2単位:2

担当教員

城戸 康彰

産業能率大学大学院研究科長・教授
城戸 康彰

授業の目的と概要

 この授業では、日本の企業や非営利組織の事例を通して、組織や人材に関わる問題に対してどうアプローチするかを学びます。つまり、事例を分析して、成功の要因を探ったり、発生した問題の原因を見出しどう解決したらいいのかなどを考えます。事例で扱われるテーマは、組織の再生や変革、新規事業や新製品の開発、顧客や従業員満足の向上、人材育成、日本企業の海外進出等です。こういったテーマに組織論や人間行動論、人材マネジメントといった観点からアプローチします。
 ケース・メソッドを授業の方法として用い、ケースをめぐるクラス討論を中心に授業を進めていきます。クラス全体での討論とグループでの討論を組合せていきます。そのために、ケースの事前学習に多くの時間を割くことが求められます。まず、事前にケースをよく読んで下さい。そして、事前学習ガイドにある課題に沿って分析をして、それにより得た自分なりの見方をもって授業に臨んで下さい。クラス討論とともに、レポート提出を組み合わせることで受講者の理解を確実なものにします。ケースはオリジナルケースや慶応義塾大学、一橋大学で作成されたものを使用します。
 授業では、ケース討論を通して自分なりに納得のいく解を見出すこと、また他の学生の人たちとの活発な意見交換により互いに学びあう姿勢が重要になってきます。

ディプロマ・ポリシー (修了時の到達目標)

■:この科目で特に重視する観点

■①マネジメントに関する専門知識や理論、問題分析の手法を修得し、経営機能における的確な意思決定ができる

□②関係する人との連携・協力関係を築き、リーダーシップや高いコミュニケーション能力を発揮することができる

■③マネジメントのプロフェッショナルとして高度な専門性と責任感、倫理観をもち、自ら問題を発見して課題を設定し、現実的で実効性のある解決策を導き出すことを通じて、組織や社会の発展に貢献することができる

上記ディプロマ・ポリシーに基づく当科目の到達目標

  • 与えられたミッションに対して組織や人材の状況を的確に分析し、意思決定することができる。
  • 多様な視点で現状を分析して課題を見つけ出し、効果的な組織の運営や人材の活用方法を創出できる。
授業項目 概要 集中
授業
組織の再生と人材活用 ケーススタディ
使用ケース:日産自動車(オリジナルケース)


企業の成長と合併 ケーススタディ
使用ケース:日本電産(オリジナルケース)
顧客満足・社員満足への取り組み ケーススタディ
使用ケース:川越胃腸病院(慶應ビジネススクール)


人事業務の改革とファシリテーション ケーススタディ
使用ケース:古河電気工業(オリジナルケース)
管理者の行動 ケーススタディ
使用ケース:グッドジョブサービス株式会社(慶應ビジネススクール)


商品開発の組織と人材 ケーススタディ
使用ケース:花王:「クイックルワイパー」の開発活動(慶應ビジネススクール)
競争力の源泉としての現場人材 ケーススタディ
使用ケース:ヤマト運輸(一橋ビジネスレビュー)


現地適応とグローバル人材 ケーススタディ
使用ケース:イトーヨーカ堂の中国進出(オリジナルケース)
試験 ケース分析