高校の先生方へ

講演者・授業者紹介

教育改革推進フォーラム(熊本開催) 講演者・授業者紹介

<講演者>

下町 壽男 (しもまち ひさお)
岩手県立花巻北高等学校
校長

県外交流事業や岩手県教育委員会「学力・授業力向上担当」などを経験し、盛岡第三高校では「生徒に時間を返す」をスローガンに、詰め込み・考え込み中心の学習から、生徒全員が主体的・能動的に取り組むような「参加型授業」を提起し、学校改革に取り組み、全国に発信する。
教育委員会当時からアクティブラーニングに注目し、県内外の多くの学校で授業研究や出前授業を行い、ネットワークを形成。岩手県では初の予算化事業となる「高校数学活性化プロジェクト」立ち上げる。大野高校校長として地域連携による学習活動を推進し、昨年度より花巻北高校で「花高活性化プロジェクト」を立ち上げ、育てたい生徒像に基づく学校改革を推進している。


苫野 一徳 (とまの いっとく)
熊本大学
准教授

そもそも教育とは何か、それはどうあれば「よい」と言いうるかという原理的テーマの探究を軸に、これからの教育のあり方を具体的に提言している。主な著書に、『どのような教育が「よい」教育か』(講談社選書メチエ)、『勉強するのは何のため?』(日本評論社)、『教育の力』(講談社現代新書)、『「自由」はいかに可能か』(NHKブックス)、『はじめての哲学的思考』(ちくまプリマー新書)などがある。
一般財団法人軽井沢風越学園設立準備財団理事として、幼小中混在校「軽井沢風越学園」を2020年に設立予定。

<授業者>

【英語】池野 智史(いけの さとし)
    埼玉県立浦和高等学校 進路指導部・英語科

平成21年度より現職。埼玉県指定・協調学習マイスターとして知識構成型ジグソー法を利用した授業形態を追究・実践している。
平成22年度からの「県立高校学力向上基盤形成事業」以降、埼玉県と東京大学CoREFが連携する事業の研究推進委員として活動中。
近年は古文、美術、音楽、生物など他教科教員との連携を試みながら教科横断的学習に取り組んでいる。
『現場ですぐに使える アクティブラーニング実践』(産業能率大学出版部)に古文を利用したジグソー法による授業レポート掲載。


【化学】西山 正三(にしやま まさみ)
    宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校 教諭

SGH(スーパーグローバルハイスクール)の事務局長、日本化学会九州支部幹事、サイエンス・レンジャー等の活動を行っており、2014年のJAXA APRSAF-21 Water Rocket Eventでは日本代表となり国際大会で2位。今年度は蛇紋岩の研究で全国高文祭の全国大会に出場。
2020年度より始まる新テストも意識しながら「思考力・判断力・表現力」を授業の中で伸ばせるような内容を日々の授業で行っている。
今回のフォーラムでは、「ひとはもともとアクティブ・ラーナー(北大路書房)」にも掲載された形式で授業(ただし、単元は違います)を行う。
国際バカロレアなどの海外の教育にも興味を持ち、生徒は動く、教師は評価する、ことを主体とした授業を心掛けている。


【地理】鈴木 映司(すずき えいじ)
    静岡県立韮山高等学校 教諭

教員歴31年。「総合学科の立ち上げ」「普通科・進学校におけるキャリア教育の推進」に携わる。
日本キャリア教育学会認定カウンセラー、スクールカウンセリング推進協議会認定ガイダンスカウンセラー、日本学術会議地域研究委員会・地球惑星委員会合同地理教育分科会地誌教育小委員会委員、日本協同教育学会員、全国キャリア教育・進路指導担当者等研究協議会パネラー(国立教育政策研究所)2016厚生労働省「労働法教育に関する調査・研究等事業」協力者等。
2017ロイロノート認定TEACHER、公立の進学校で「合格」ではなく「その先で何をするか?」を目標とした、キャリア教育とアクティブラーニングを推進している。
自身も地理でアクティブラーニングを取り入れた授業を展開しながら教員研修を通じて学校改革を進めている。


【現代文】渡邉 久暢(わたなべ ひさのぶ)
     福井県立若狭高等学校 教諭
     京都橘大学 非常勤講師(国語科教育法)

母校である若狭高校に初任で着任。藤島高校、福井県の指導主事などを経て2015年から再び若狭高校に。
高等学校国語科における「真正の学習」「真正の評価」のあり方について授業実践を通した研究を重ねており、多数の論文を執筆している。
基本姿勢は、「アクティブかどうか」を問題とするのではなく、「その単元で培いたい学力にあった活動を組織すること」を重要とし、
生きて働く質の高い学力を保障する授業のあり方について、学力の構造を踏まえた上で提案している。
2015年当時より、「アクティブ・ラーニング祭り」に違和感を抱き「静かなるアクティブ・ラーニング」を唱える。
「自分」と「他者」の違いを考察する授業でものの見方・考え方を鍛えていくと称され、いま最も注目されている授業でもある。
2017年3月福井県教育委員会より「授業名人」に任命される。
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【数学】豊田 拓也(とよだ たくや)
    熊本県立八代清流高校 教諭

長年、SS35~45の学力層の生徒への数学指導を続ける中で、「定着力の厳しさ」の課題に悩む。反復学習のための課題、確認テストの繰り返しなど、徹底して「させる」指導に限界を感じていた。
ラーニングピラミッドの考え方やALを促す授業づくりの実践者との出会いから、自らも実践を始める。
現在は「アクティブラーニング型授業研究会くまもと(通称ALくまもと)」に所属。
熊本以外の皆さんとも「チームAL九州」の一員として、積極的に交流を行っている。


【日本史】前川 修一(まえかわ しゅういち)
     明光学園中学校・高等学校 教諭

絵画資料を駆使した看図アプローチと、Benesse「VIEW21」(2016年6月号)に紹介された歴史の習得における「思考の引っかかり」のための動機づけを追究し、東京大学インタラクティブティーチング・リアルセッション(第3期)で学んだスキルや、KP法、ジグソー法などを大胆に取り入れ、時代の実相に迫る日本史の授業を研究・実践している。また学校や各種フォーラムでの模擬授業、研修講師として全国を回り、第4回「学びのイノベーション」(政策研究大学院大学)や東京大学インタラクティブティーチング・ビッグリアルセッションにもシンポジウムおよび分科会に登壇した。地元では、教員仲間とつくる「アクティブラーニング型授業研究会くまもと」の中心メンバーの一人として、将来のトランス・ローカルを見すえた野心的な活動を展開している。2016年度日本私学教育研究所委託研究員としても研究発表。『アクティブラーニングに導くKP法実践』2016.11(みくに出版)に実践を紹介された。


【日本史】皆川 雅樹(みながわ まさき)
     産業能率大学 経営学部 准教授

博士(歴史学)。元私立高校教諭(地歴科)。日本史のAL型授業に取り組み、『Guideline』(河合塾)、『CareerGuidance』(リクルート)、『地球のこども』(日本環境教育フォーラム)、小林昭文他編『アクティブラーニング実践』(産能大出版部)、『社会科教育』(明治書院)、『歴史と地理』(山川出版社)、川嶋直・皆川編『アクティブラーニングに導くKP法実践』(みくに出版)などで授業実践が紹介され、
全国で講演・研修講師も務める。
大学では、歴史系の授業のほかに、コミュニケーション・ファシリテーションに関わる授業を担当し、アクティブラーナーの育成に努めている。


【英語】藤田 早苗(ふじた さなえ)
    岩手県立一関第一高等学校 教諭

英語教諭。生徒主体の授業に取り組んで7年目。岩手県初の併設型中高一貫校の1期生への授業の取り組みで2015年度ELEC
(一般財団法人英語教育協議会)英語教育賞理事長賞受賞。
教科書をベースにアウトプット活動を行い、「4技能+考える授業」を提案している。
2017年3月「ひとはもともとアクティブラーナー(北大路書房)」では授業者の一人として紹介されている。
岩手県中高連携英語力推進事業中核教員。


【数学】大村 勝久(おおむら かつひさ)
    静岡県立浜松北高等学校 教諭

公立進学名門校での数学授業に取り組む静かなアクティブラーナーの大村先生、
「みんな」「考える」「話し合う」を基本とした「考える授業」は生徒に好評。
3年生には入試問題への試行錯誤を語り合うゼミ、1年生には順列組合せを身近な運動会で活用などの工夫。
受験対策の正解到達より思考力につながる目標創出で思考力育成を目指し、問いの立て方、ファシリテーションの技を磨いている。


【古文】佐々木 宏(ささき ひろし)
    東京都立日野台高等学校 指導教諭

国語教諭。生徒がアクティブ・ラーナーとして覚醒する授業づくりをめざしている。その一つとして演劇的手法を利用した授業などに取り組んでいる。
2015年「東京都高等学校アクティブ・ラーニング型授業研究会」の立ち上げに合流。以下に授業の紹介がある。
東京大学「マナビラボ」「マナビをヒラク!授業のひみつ」(2016年6月)、リクルート進学創研「キャリアガイダンス」(2014年5月号)、河合塾「ガイドライン」(2015年9月号)、『現場ですぐに使える アクティブラーニング実践』(2015年8月 産業能率大学出版部)
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【生物】井上 梢(いのうえ こずえ)
    熊本県立翔陽高等学校 教諭

アクティブラーニング型授業研究会くまもと(通称 ALくまもと)所属。2年半の産・育休から復帰した際に生徒の変化を感じてAL型授業に転換し、今年で4年目になる。
高校を卒業した後も自ら学び続ける力の育成を目指し、主にKP法や一枚ポートフォリオ評価(OPPA)を活用した授業に取り組んでいる。
現任校では学校全体でAL型授業を進めており、その推進を図る授業研究係を担当。
授業研究チームを編成して校内研修の計画・運営や情報提供などを行っている。