SANNOの学び

地域創生プロジェクト

第2回PBL 「冬場の観光コンテンツを考える」

■課題の提示

「観光客が減る“冬の石垣島”を活性化させてください」

6月16日。石垣市の職員である宮良賢哉氏(企画部観光文化スポーツ局観光文化課)がキャンパスを訪れ、学生たちの前で課題が提示されました。それは「冬場の観光コンテンツを考える」。特に11-12月の観光客数の落ち込みは、石垣島にとって慢性的な課題。コンテンツの検討にあたっては次の条件が出され、学生たちはゼミに戻って取り組みをスタートさせました。
□海・山・川・空などフィールドは自由 
□1日限りのイベントにしない 
□ターゲットは30~50代の女性と仮定 
□夏ではなく冬のメリット(旅費が安い・混んでいない・涼しい等)を捉えたコンテンツ

■ゼミ内発表

「コンサルティング・タイム」を活用し、完成度をアップを狙う!

最終発表の前に、各ゼミではグループに分かれて予選を実施。勝ち抜いたグループがゼミの代表としてゼミ対抗の全体発表に臨みます。観光コンテンツそのものの魅力はもちろん、説得力や分析力なども試されます。より良い企画づくりを目指し、学生たちに用意されたのが「コンサルティング・タイム」。ゼミの担当教員、マーケティング学科の教員、職員スタッフに企画の出来栄えを評価してもらえます。ただし、条件は学生自らがアポイントを取り、企画を持参すること。この機会を利用するかも学生の判断に委ねられています。

■最終発表

最優秀コンテンツは「“組み合わせ自由”な美と癒しの旅」

7月7日、第2回の発表会が開催されました。制限時間は8分。ゼミ内の予選を勝ち抜いた7つチームがアイデアと戦略を持ち寄りました。評価の基準は、企画力(先進性・独自性と実現性のバランス等)と表現力(ストーリー性・マーケティング知識の活用等)を宮良氏と2名の教員が審査員を務めました。結果は、最優秀賞と優秀賞の2チームが選出されました。宮良氏による総評では、「意外性のある魅力的なコンテンツが多く、発想力の高さを感じた」「条件として出したターゲットが、さらに年代や価値観などで絞られてリアリティーがあった」などを評価のポイントとしてあげる一方で、「根拠となるデータの捉え方や分析の仕方しだいで、コンテンツの良し悪しが変わる」といったスキルアップのポイントが学生たちに提示されました。今回の成果と反省点をどう次につなげるか。集大成となる第3回PBLは11月に実施予定です。

□最優秀賞 高橋ゼミ 「Ishigaki Beauty Lady Trip」

ターゲットとなる女性はスキンケアに関心が高いと分析。「美容+癒し+体験」をコンセプトに、サロン等を利用しながら石垣島を周遊できる小旅行プランを提案。対象店の情報が入力された利用券を「リストバンド」として配布し、期間中は「自由に組み合わせて利用できる」点が評価されました。

□優秀賞:佐山ゼミ 「スタナビ プロジェクト」

石垣島の「星空の魅力(88星座中84星座が見られる希少な立地)」に注目。新たなブランディング施策を兼ねた癒しコンテンツとして提供。企画のポイントは現地の人を「星の案内人(スターナビゲーター)」として活用する点にあり、石垣島の観光業における課題の一つでもある人手不足の解消も狙ったものです。