SANNO PBL

ブランドプロデュース

  Mission! 

世界のスーパーパティシエと、地域ブランドの商品を開発せよ!

Lecture|この授業のポイント

辻口博啓氏とコラボレーション。商品開発に欠かせないプロの視点を学ぶ

企画会議に始まり、商品の提案、実現性の検証、収支計画の立案・・・・・・。ブランド商品を発信していく一連の方法を学べるのが、この『ブランドプロデュース』。最大の特長は、なんと、日本を代表する「スーパーパティシエ・辻口博啓氏」とのコラボレーションで進めるプロジェクトだということです。
辻口氏は、自由が丘を本店とするモンサンクレール、自由が丘ロール屋のオーナシェフ。白熱した議論を交わしながら、プロフェッショナルの視点を学びとっていきます。テーマは、「地域ブランド」の作り方。学生に与えられる課題は、「地域の特産物を使ったスイーツ」をプロデュースするとともに、販売という体験を通して、結果を検証することです。

Report|学生の声

アイデアは面白い。食べても美味しい。でも、売れるとは限らない

(松浦 春香 経営学部 現代ビジネス学科 神奈川県立茅ケ崎高等学校出身)

課題として扱った特産品は、宮城県山元町のイチゴです。辻口シェフに加え、地方発名産品の販売を手がける「生産者直売のれん会」の方々による講義で始まり、その後チームごとにスイーツ案を競い合いました。痛感したのは、アイデアは面白くても、商品になるかは別問題ということ。先生方が議論に加わることで、「保存期間は?」「生産できるの?」「どうすれば売れる?」など重要なプロの視点に触れ、解決策を学びました。さまざまな教訓を得たのは、むしろ販売後でした。議論の末に決まったのは、イチゴの「ポルボロン」。スペインの伝統的なクリスマス菓子で、願いを3回唱えて食べると叶うという伝説があります。それを「宮ボロン」と名付けて12月18日に東京・汐留でテスト販売しましたが、140セット中60セットが売れ残りに。アンケートには「ポルボロン自体がわかりにくい」という意見も多く、広報・宣伝を担当した私としても「辻口シェフの知名度に依存しすぎて、産地のPR情報が埋もれてしまった」と反省しました。ブランドプロデュースで最も大事なことは、注目度ではなく、商品力と販売力の地道な積み上げ。教科書からは得られない貴重な体験になりました。