経営学部

商品企画ユニット

商品企画ユニットとは?

どのような商品も、市場分析・価格設定・広告戦略立案などを経た上で、社会に送り出されます。このユニットでは、商品企画に欠かせないマーケティングに関する知識を身につけ、最終的には企業の協力を得ながら新商品のプランを提案します。

「アイデアレベル」から「実現レベル」へ、
商品企画力を引き上げる方法

石塚慎也 経営学科3年
東京都立上水高等学校出身

学んできた経営の知識をフル活用して商品企画に挑む

この世にないヒット商品を生み出すには、新しいアイデアや着眼点が求められます。しかし、それだけでは具現化して実際に販売することはできません。産業能率大学では、1年次から課題解決型プロジェクト「PBL」で商品のプランを検討しますが、その段階で鍛えられるのは柔軟な発想力や、学生ならではの視点に留まります。私は、3年次になったら学んできた経営の知識をフル活用して、実現させることを前提とした商品企画力を身につけたいと考えていました。それがこのユニットを選択した理由です。

企業からのオーダーを受け、 採用されるプランとは何かを考え抜く

スキルの習得を期待した科目の一つに、「商品企画の実践演習」があります。企業の協力を得て、実際に商品を提案する授業です。実現性が問われるので、調査や分析の結果など提案の根拠となる情報やデータを集め、綿密な事業計画書を作成することも求められます。今年度、課題を提供してくださった企業は、お菓子などの食品素材に絵柄を直接プリントできるインクジェットプリンターのメーカーでした。私たちのグループが提案したのは、そのコア技術を応用した新製品の企画です。具体的には、顔料インクを利用した「一瞬でメイクができるプリンター」。日本の女性だけではなく、外国人観光客もターゲットに設定して、例えば「舞妓メイクを5分間で体験できる機会」の提供を想定した製品です。

提案までプロセスが鍛えてくれる さまざまな実践力と大きな自信

提案にあたって用いたマーケット分析の手法に、「PEST分析(Politics:政治/Economy:経済/Society:社会/Technology:技術)」があります。日本文化の発信、海外需要の増大、モノより体験を重視する風潮、既存の技術によるマーケット開拓。こうした要因を踏まえて新製品を企画し、提案を行ったのです。嬉しかったのは、社長様から「同じ製品コンセプトの企画を、日本の大手化粧品メーカーが提案してきましたよ」と評価していただいたこと。商品企画力に自信をもちました。分析力、プレゼンテーション能力、企業や消費者の目線、既成概念に捉われない視点など、この授業で身につくことは数え切れません。当初期待したとおり、商品企画力を大幅にレベルアップさせることができました。

科目一覧

 理論系科目

■ 商品企画とマーケティング
ブランド構築、デザインと色彩、価格、広告戦略、消費者心理などを通じて、商品企画に必要なマーケティングの知識やマーケティングリサーチの手法などを身につけます。

■ 商品企画におけるマネジメント

新しい商品を社会に送り出すためには、ブランド・価格・広告などのマネジメントのほか、さまざまな業務を期限内に計画的に行う必要があります。事業や商品を具現化させるための業務マネジメントについて学びます。

 実践系科目

■ 商品企画のプラン演習
実現可能なビジネスをイメージし、ビジネスアイデア、マーケット分析、資金計画などを盛り込んだ事業計画書をグループで作成します。それぞれのグループで作成したビジネスプランを授業の中で競います。

■ 商品企画の実践演習

企業の協力を得て商品企画を行う、実践型の授業です。マーケティングの知識を活用しながらグループで新商品プランを考案し、プレゼンテーションを行います。商品の提案プランの評価は協力企業の担当者の方々と教員が行います。