SANNOの学び

学生発!アクティブレポート

「大山地域」のPR映像制作

誰を対象とするべきか?
企画力がPR映像の鍵を握る

何のための映像なのか?
撮影する前に、立ち止まって考える

作品づくりに取り組む前にまず確認したのが、「何のための映像か?」ということ。クライアントの要望は、映像を通して大山地域の魅力を発信し、観光客を増やすことでした。つまり私たちが作る映像作品は、見た人が大山に行きたくなるような内容でなくてはなりません。次に考えるのが、誰に向けて情報を発信するべきか、PRのターゲットを定めることです。山に興味がある人?年齢層は?男女は?外国人?テレビCMを始め、多くのPRコンテンツがそうであるように、万人ウケする作品は存在しません。また作品のコンセプトを決める上でもターゲティングは重要なのです。

わからないことは現場に聞け!
市場調査を行いました

「ターゲットは誰なのか?」いくら教室の中で悩んでいても結論は出てきません。そこで現場を調査することになりました。
まず大山観光組合の方々にお話を聞くことにしました。さらに大山の最寄り駅である小田急伊勢原駅の利用者状況について調査を行いました。観光組合の方の話から、山を愛する人にこそ来て欲しいという意見を聞くことができました。また、駅の利用者調査からは休日利用者の多くが大山登山を目的とした中高年の女性という結果が出ました。こうした調査をもとに、中高年の方々に向けて大山の魅力を多面的に伝えることを映像作りのコンセプトにしました。

苦しいけどやりがいがある。 企画立案の重要性に気づけた

どんなシーンを撮影するべきか?どんなBGMを使用するべきか?映像のスピード感は?制作コンセプトが定まることで、作品イメージがどんどん膨らんできました。そうして出来上がった作品は、クライアントからも評価をいただき、神奈川県公式インターネット放送局である「かなチャンTV」で公開され、またYouTubeでも見ることができます。
この経験を通して学んだことは、企画力と説明力の重要性です。なぜこの映像になったのか、制作コンセプトの裏にある根拠を論理的に説明できなくては、他者から理解を得ることはできません。それは辛く、苦しく、地道な作業です。例えば、今回制作した映像は、それぞれ3分程度でしたが、その3分の映像のための取材期間は10ヶ月に及びました。しかしだからこそ完成時には、大きな充実感と達成感がありました。

学生発!アクティブレポート レポーター

川上航平 情報マネジメント学部現代マネジメント学科