SANNOの学び

学生発!アクティブレポート

「湘南・コラボ弁当プロジェクト」at SANNO Special Day

「できること」を集めた復興支援。2000円の高級弁当が完売するまで

湘南エリアのレストランが集結。熊本地震復興支援のためのお弁当販売プロジェクト

産業能率大学には年に1度、大学とコラボレーションしている湘南ベルマーレの公式戦を応援する「スペシャルデー」というイベントがあります。私が所属する松岡ゼミでは、熊本地震の復興支援を行うことになりました。湘南の飲食店が集結してスペシャル弁当を作り、会場で販売を行い、売り上げの一部を被災地に送るというプロジェクトです。このプロジェクトの先頭に立って協力してくださったのが、平塚市でフレンチレストランを経営し、松岡ゼミとも関係が深い「H×M」の相山さんです。相山さんの声がけで、22の飲食店関係者がプロジェクトに協力して下さることになりました。

「できること」をテーマに作る2000円のスペシャル弁当とは

プロジェクトが立ち上がったのが、「スペシャルデー」の約2週間前。ほとんど準備の時間がありません。当日に向けて、協力者と学生が集い、打ち合わせの機会を持ちました。議論の中心は、お弁当の中身と当日のオペレーションです。お弁当の中身については、材料を熊本産にするかという議論も出ましたが、結局「今できること」を全力でやろうという意見が採用され、それぞれのお店の名物を組み合わせることになりました。販売方法も予約制にして損失リスクを抑えることになりました。販売価格は2000円。さらにスペシャル感を出すために、中身は買ってふたを開けるまでわからない、というサプライズ演出をすることになりました。お弁当一つが2000円?私たちは不安でいっぱいになりました。

売れる理由は価格だけではない。消費者心理を学ぶ機会

各店から届いたおかずを折に詰め、会場まで運び、販売をするのが私たちの役割でした。お店は競技場横のフードコートですから保存と衛生管理には最善の注意を払いました。製造数は、予約分を含めて200食、もちろん全てを売り切らなくてはなりません。2000円のお弁当が本当に売れるのだろうか?疑心暗鬼になりながらも、全員で声を張り上げて販促に努めました。140個の予約があったこと、復興支援という思いが来場者に伝わり、お弁当は、またたく間に完売となりました。買ってくれそうな人はお店の近くを歩き、目線を逸らさない。付加価値を購入理由にする人もいる。学生と消費者の目線は違う。マーケティングの重要な視点の一つである、消費者心理に触れることができました。

学生発!アクティブレポート レポーター

松岡ゼミ 「湘南・コラボ弁当プロジェクト」 リーダー
丹場亜莉沙 情報マネジメント学部現代マネジメント学科