「まちスイーツ」プロジェクト

社会的課題を解決するために
ビジネスの力を使う

<ソーシャルビジネスとは?>
自然環境、貧困、少子高齢社会、福祉など社会的課題の解決を目的としたビジネス。住民、NPO、企業などが協力しながらビジネスの可能性を探っていきます。

私が所属する中島ゼミでは、ソーシャルビジネスをテーマに現状分析、マーケット調査、事例研究、そして実験を行っています。ソーシャルビジネスが目指すのは、利益を生み出すことではなく、事業が継続できるようなビジネスモデルを作ることです。たとえば近年注目を集めるソーシャルビジネスに「こども食堂」がありますが、事業の目的は貧困救済やコミュニティ支援であり、儲けることではありません。しかし課題は、資金が不足しているのです。資金が不足してしまうと特定の人に負担がかかってしまい、やがて続けられなくなってしまいます。では、どうすればいいか?まずは、取り組みについて多くの人に知ってもらい、理解してもらうプロモーションが必要になります。多くの人と社会が抱える課題を共有し、一人ひとりができる範囲で少しずつ協力していく。

福祉作業所とタイアップ 自由が丘でスイーツを販売

私たちのゼミでは、世田谷区にある福祉作業所とタイアップして販売実験をしました。この福祉事業所では、障害者の方々がクッキーを作って販売しています。ところがなかなか売れず、そのため賃金も極端に低いという課題を抱えていました。そこで可愛いパッケージとレシピを少し変えることを提案し、自由が丘女神まつりでテスト販売をすることにしました。パッケージには作業所で働く方の絵を使用し、可愛くラッピングしました。すると用意していた190個が終了予定時間よりも2時間も早く完売してしまったのです。ちょっとしたマーケティングの工夫が事業改善につながる。ソーシャルビジネスの可能性を感じました。

学生発!アクティブレポーター

加藤彩花 マーケティング学科 3年
神奈川県立海老名高等学校出身