アクティブラーニングでできる100のコト

普段は銀行員として勤めており、毎週水曜日、100分だけ2年生を対象に、
「ケースで学ぶ企業財務」という授業を担当しています。

ケース?企業財務?
みなさんの困惑した顔が目に浮かびますが、決して難しく考えないでください。
むしろ、この知識が身につくと、企業社会はもちろん、世の中の仕組みが見えてきますし、
就職活動の時や大学卒業後に、とても役立ちます。

財務を簡単に言うと、お財布の中身です。
お金は使えば無くなります。
でも、お金の使い方は人それぞれです。
将来に生かすために使う人もいれば、目の前にあるものをすぐ買ってしまう人もいる。
お財布の中にあるお金の使い方を分析するとなぜ無くなったか、何に使ったか、理由が見えてきます。
これを企業に置き換えて考えると、企業のお財布の中身を見て、使い方を分析できれば、
成長の要因や問題点などが見えてくるのです。

もうお分かりでしょう。
そう、企業財務が読み解けると、
就職活動の時、企業を選択する際の指標が増えるのです。

さて、勉強のことはさておき、
現役の銀行員だからこそ、学生たちに伝えていることがあります。
まず、一つはフェイス トゥ フェイスで会話できる力を
学生時代に身につけること。
できれば、自分とは違う世代や、異なる価値観を持つ人と交流を持つように働きかけています。
組織は様々な価値観を持つ人々の集合体だからです。
もう一つは、なんでも構いませんから、
これだけはじっくり学んだ!と、自慢できるものを一つ作ること。
なぜなら勉強は、学生時代で終わりではないからです。
また教養は、長い社会人生活を豊かにしてくれるからです。

そしてこんな話を、大学の先生たちと頻繁にすることができる。
ここには、豊富な社会人経験を持った先生たちが大勢いるからです。

あおぞら銀行
人事部キャリア活用室長 
産業能率大学非常勤講師
川並 剛