アクティブラーニングでできる100のコト

自由が丘商店街振興組合と産業能率大学とのコラボレーション授業、「自由が丘イベントコラボレーション(通称:イベコラ)」が生まれて今年で7年目を迎えました。授業が始まった当初は、「大学と商店街が一緒に授業を作れるのだろうか?」「学生たちに大事なイベントを任せられるのだろうか?」と不安を感じていました。しかし、それは全くの杞憂であったとつくづく感じています。それほどに学生たちは著しく成長しているのです。

「自由が丘女神まつり」は、単なるお祭りではありません。このイベントが核になり、企業や他の自治体とのネットワークが構築される。それは新しいビジネスを創造する装置でもあるのです。こうしたことも学生たちのアイデアから生まれました。イベコラは、街、大学、学生が化学反応を起こしながらどんどん増殖しているのです。

では、この授業の何が学生をひきつけているのでしょうか。権限を与え、ある程度のことは学生の裁量に任せていく。そんな刺激が学生を夢中にさせているようです。学生の代表者は、主催者の一員として商店街の会議に参加します。大人たちと堂々と渡り合い、説得し、自分たちの企画を通していきます。ときには叱責され、挫折を味わいながらも最後には信頼を勝ち取っていく。こうしたことを繰り返すうちに、顔つきが大人へと変わっていく。今や学生たちは、自由が丘のイベントに欠かせない存在になっているのです。

産業能率大学コンテンツビジネス研究所客員研究員
自由が丘イベントコラボレーション担当講師
「自由が丘オフィシャルガイドブック」編集長
西村 康樹