アクティブラーニングでできる100のコト

「平均滞在期間は2週間」、「旅の予定は特に決まっていない」、「日本らしさを求めている」私たちが実施した、外国人観光客へのインタビューから得られた結果です。この調査を元に訪れたのは、石川県白山市です。白山市は、金沢市の隣町で北陸新幹線の開通を機に、外国人観光客誘致計画を構想しています。学生の視点からプランを提案して欲しいという依頼を受け、夏休みを利用して白山市を訪問。現地でフィールド調査を行いました。それは、初めて経験するカルチャーショックの連続でした。

現地での滞在期間は10日間。最初のカルチャーショックは、ゼミメンバー全員と一つの屋根の下で生活する合宿調査でした。一日や二日ならともかく、10日も朝から晩まで一緒に過ごしたことは、家族以外にはありません。加えて東京と地方のギャップの大きさに戸惑いました。それでも人はどんなところでも適応力できるものなんですね。最初はぎこちなかった人間関係にも、少しずつ馴染んでいきました。

フィールド調査では、外国人の気持ちで日本らしさを探して歩きました。するとある地区に胡弓が伝統楽器として受け継がれていることを発見しました。地元の食材も新鮮で美味しく、しかも安価であることもわかりました。「これはいけるのでは!?」。地元の型にとっては当たり前のことでも、視点を変えてみることで新しい価値が生まれてくるのです。外国人観光客調査+地元の魅力+宣伝方法、この3つを組み合わせてまとめたプランを白山市の方々に提案しました。この経験は本当に貴重でした。環境変化に適応しよう、苦労したぶん妥協のないプランを作ろう、とことんまで自分を追い込めたからです。お陰で多少の変化には、驚かなくなりました。

経営学部
現代ビジネス学科
東京都立橘高校出身
伊藤 智実