アクティブラーニングでできる100のコト

作業と仕事。なんとなく似ている二つの言葉。私は、この二つには大きな違いがあると思います。作業とは、誰かの指示や要求に沿って行動を起こすことです。一方、仕事とは物事の本質を見つめ、課題解決に努めることです。ビジネスを考えた場合、お客様は「作業をする人」と「仕事をする人」のどちらを選ぶでしょうか。答えは明白です。

たとえばある人がお茶を求めたとします。「作業をする人」は、言われた通りにお茶を差し出すでしょう。しかし「仕事をする人」は、のどが乾いている?部屋が暑い?寒い?冷たいモノが飲みたい?…。まず相手がお茶を欲しがる理由を探ろうとします。なぜ理由を探る必要があるのでしょうか。もし部屋が暑いことが原因だとすれば、冷たいお茶を出すことに加えて部屋の温度を下げると、さらに喜んでもらえるでしょう。原因を突き止めて、その結果を元に最適な答えをあぶりだしていく。それが物事の本質を見つめ、課題を解決するということなのです。

では、どうすれば課題解決ができる「仕事をする人」になれるのでしょうか?私は私自身が「仕事をする人」になれるように、二つのことを重視しています。最適な対応を常に意識する。そして考え抜く。これを繰り返して習慣化させていく。それは主体的に学び、自分の頭で考えるというアクティブラーニングそのものです。

経営学部 講師
佐山 仁